iPhone15 ProのVision Pro向け「空間ビデオ」撮影機能とは?

空間ビデオ
 
Appleは「Wonderlust.」イベントにおいて、iPhone15 Proシリーズのカメラ性能について「空間ビデオ撮影が年内に登場」し、撮影した空間ビデオはApple Vision Proで再生可能になると発表しました。
 
しかしそれ以上の詳しい説明はありませんでした。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. iPhone15 Proでは空間ビデオ撮影が年内に可能になる。
2. 撮影した空間ビデオはApple Vision Proで再生できる。
3. 空間ビデオのファイル形式やサイズなどは現時点では不明。

広角カメラと超広角カメラで空間ビデオを記録

Appleがいう「空間ビデオ」は、Apple Vision Proの性能や用途から考えれば「3Dビデオ」であることは容易に想像がつきます。
 
iPhone15 Proシリーズでは、広角カメラと超広角カメラで捉えた映像を組み合わせて、空間ビデオを記録するようです。
 

 
そしてこの撮影した空間ビデオは、来年始めに米国で発売予定の空間コンピュータ「Apple Vision Pro」で再生可能ということです。Appleからの説明はなかったものの、iPhone15 Proシリーズでは空間写真(つまり3D画像)も撮影できると推測できます。

気になる空間ビデオのファイル形式やサイズ

しかし空間ビデオには謎が残ると、MacRumorsは指摘します。たとえば空間ビデオのファイル形式やファイルがどのくらい大きくなるのかといったことは不明のままです。
 
また、空間ビデオ撮影を可能にするために、iPhone15 Proシリーズのカメラアプリには空間ビデオモードが追加されるのか、空間ビデオが再生可能なデバイスはApple Vision Proだけなのか、といった疑問も生じます。
 
いずれにしても、「空間ビデオ撮影が年内に登場」ということは、近くこれらの疑問の答えが明らかになるということです。

 
 
Source:Apple via MacRumors
(lunatic)

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