5Gモデムを自社設計中のApple、Nokiaと5G関連特許のクロスライセンス契約

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AppleとNokiaが5Gに関する特許のクロスライセンス契約を更新しました。AppleとNokiaは2017年に5Gに関する特許のクロスライセンス契約を締結しており、今回、それを更新したことになります。
 
Appleは現在、自社設計の5Gモデムを開発していると噂されています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleとNokiaが、5Gに関する特許のクロスライセンス契約を更新した。
2. Appleは現在、自社設計の5Gモデムを開発していると噂されている。
3. iPhone SE(第4世代)への搭載を計画していたが、難渋している模様。

Nokiaが保有する5G関連特許は、約20,000件

AppleとNokiaが2017年に締結した5Gに関する特許のクロスライセンス契約の期間は、2023年末でした。
 
5Gに関するNokiaの特許は、2000年以降、1,400億ユーロを超える研究開発への投資に基づいて構築されており、その数は約20,000件に達しています。

Appleは自社設計の5Gモデム開発が遅れていると噂

Appleは自社設計の5Gモデムを開発しており、iPhone SE(第4世代)への搭載を計画していたようですが、開発に難渋しており、完成は2025年以降になるとみられています。
 
それまでは引き続き、Qualcomm Snapdragon Xシリーズ 5GモデムがiPhoneに搭載される見通しです。
 
 
Source:Patently Apple
Photo:MacRumors
(FT729)

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