Appleは5月19日（現地時間）、iOS16シリーズの新たなバージョンとして、iOS16.6（iPadOS16.6）ベータ1をデベロッパー向けに公開しました。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは19日、iOS16シリーズの新たなバージョンとしてiOS16.6ベータ1を公開した。
2. バグ修正を始めとしたマイナーアップデートとなりそうだと筆者。
3. WWDC23で発表が見込まれるiOS17で登場すると考えるのが自然だという。
今度こそ最後のアップデート？
6月5日に予定されている世界開発者会議（WWDC23）を目前に控え、iOS16の最新バージョンとなるiOS16.6ベータ1が開発者向けにリリースされました。
開発者向けに登場したばかりで詳細は不明ですが、現在Appleが開発している新機能の多くは、WWDC23で発表が見込まれるiOS17で登場すると考えるのが自然で、iOS16.6についてはバグ修正を始めとしたマイナーアップデートとなりそうです。
ちなみに1日前（5月18日）には、iOS16.5が正式公開されており、当初はこのバージョンがiOS16シリーズで最後のアップデートになると予測されていました。
iOS17はどうなる
iOS17については、6月5日のWWDC23でアナウンスがあり、その後2023年秋のiPhone15シリーズに合わせて一般向けに公開されると考えられています。
現時点でAppleは詳細を明らかにしていませんが、すでに「コントロールセンター」についてiOS11以来となるデザイン刷新が期待されているほか、Dynamic Islandの拡充、「カメラ」アプリの変更などが報じられています。
なお、今回はiOS16.6ベータ1のほかに、watchOS9.6、tvOS16.6、macOS Ventura13.5のベータ版が同じくデベロッパー向けにリリースされています。
Source:AppleInsider
(kihachi)