いくつかのスキーリゾートがある、米コロラド州サミット郡でのiPhone14の衝突検出によるスキーヤーからの誤通報についてThe New York Timesが報じましたが、これに対してAppleの広報担当者がコメントしています。Appleからどのような見解が得られたのでしょうか。
Appleは問題を認識
1月13日〜22日の間に185件のiPhone14の衝突検出による自動通報の報告を受けたという救急センターの隊員は、「一日中衝突検出への対応に追われている」と述べましたが、Appleの広報担当者はこれに対して、次のように返答しました。
特定の状況下で、ユーザーが重大な車の事故を起こしたり、転倒していないのに緊急サービスが有効になってしまうことがあることは認識しています。
AppleはiOS16.1.2とwatchOS9.2で衝突検出の最適化を行ったとも述べており、「すでに数人の命を救うのに役に立った」と付け加えています。
衝突検出の誤作動は日本でも報告
iPhone14の衝突検出による誤通報は、日本のスキー場でも起こっているとの報告が先日ありました。
誤通報は貴重な救急隊員の時間をうばうため、なるべく早い状況の改善が望まれるところです。
Source:The New York Times via MacRumors
Photo:Apple
(lexi)