Google Chrome、パスキーに対応。パスワード不要でログイン可能に

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Googleは、Google Chromeパスキーに対応したと発表しました。従来のパスワードによる認証よりも安全で簡単にWebサイトやアプリへのログインが可能になります。

M108安定版でパスキーに対応

Googleは公式ブログで、Google ChromeのM108安定版でパスキーに対応したことを発表しました。
 
現在パスキーに対応しているのはmacOS、Windows 11、Android版のChromeです。Googleは、「現在、iOSとChrome OSへの対応を進めている」と説明しています。
 
指紋認証や顔認証でデバイスのロックを解除するのと同様に、パスキーに対応したWebサイトやアプリへのサインインが可能になります。
 
デスクトップ版Chromeでは、ユーザーの生体認証を登録したiPhoneやAndroidデバイスで二次元バーコードをスキャンして、パスワードを使わずにWebサイトにログインできます。

Apple、Google、Microsoftが普及推進に向けて連携

2022年5月に、Apple、Google、Microsoftが、パスキーの普及推進のために協力すると発表しています。
 
iOS16iPadOS16.1、macOS Venturaでパスキーに対応しています。
 
このほか、NTTドコモがdアカウントのログインへのパスキー導入を発表しています。

メモリーセーバー、省エネモードも近日公開

Googleは最近、Mac版のGoogle Chromeにメモリ消費を抑える「メモリーセーバー」と、自動的にタスクを制限し消費電力を減らす「省エネモード」を近日中に提供すると発表しています
 
 
Source:Google公式ブログ via MacRumors
(hato)

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