Appleのティム・クックCEO、採用活動や対面式の勤務形態についてコメント

ティム・クック
 
Appleの広範な採用凍結が報道される中、同社最高経営責任者(CEO)であるティム・クックが、米テレビ番組CBS Newsのインタビューに応じました。

計画的な採用活動は継続している

7月のAppleの2022年第3四半期決算説明会で、クックCEOはAppleは「採用活動を続けてはいるが“計画的”に行っている」と述べました。その後、Appleが一部のチームでの採用を凍結し、2023年度の予算を削減するなど、より広範囲で採用を減速させていると報じられました。
 
今回CBS Newsのインタビューに応えたクックCEOは、Appleは採用を継続していると述べたものの、“社内のどこでもいいというわけではない”と付け加えたとのことです。
 

このような時期にいる結果として当社が行っていることは、雇用について非常に慎重であるということです。つまり、採用は続けていますが、社内のどこでも採用を行っているというわけではないということを意味します。
 
私たちは、長期的な視点に立った投資というものを強く信じています。繁栄への道を節約することはできないと考えています。投資してこそ繁栄があるものです。

Apple社員は週5日間オフィスにいるわけではない

Appleが対面式の勤務形態に戻ることについて、クックCEOは対面のコラボレーションがイノベーションとチームワークの鍵になると信じていると述べました。とは言っても、Apple社員は週5日オフィスにいるわけではないそうです。
 

私たちは製品を作っているのだから、製品を手に持たなければなりません。1+1=3になると信じているので、お互いに協力します。そのためには、セレンディピティとして人と出会い、アイデアを出し合い、自分のアイデアを他の誰かに譲らければなりません。そうすることで、より大きなアイデアになっていきます。
 
だからといって、私たちが週5日ここに来るというわけではありません。そうではありません。金曜日にここに来たら、ゴーストタウンとなっているはずです。

 
 
Source:9to5Mac
(lexi)

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