AirDropを使ったサイバー露出でフライトがあわやキャンセルに

airdrop
 
離陸前の機内でAirDropを使用したサイバー露出が発生したため、米テキサス州ヒューストン発、メキシコのカボ・サンルーカス行きのサウスウエスト航空のフライトがキャンセルされかけた、とソーシャルメディアに投稿がありました。

機長が親のようなアナウンス

AirDropを使うと、近くにあるほかのApple製デバイスと写真や書類などのコンテンツを共有し、相手からも受け取ることができます。AirDropは便利な機能ですが、受信設置を「連絡先のみ」「受信しない」に変更せずにいた場合、知らない人からファイルを受け取ってしまう可能性があります。
 
今回、米国の離陸前の飛行機内でわいせつ画像をAirDropで拡散する搭乗客がいたため、機長がアナウンスを行いました。
 

もしこれが地上にいる間続くようなら、ゲートに引きかえなければなりません。全員が降りなければならなくなり、警備員を入れる必要が出てきます。休暇が台無しになってしまいます。
 
だから皆さん、AirDropで裸の写真を送るのはやめて、カボ(サンルーカス)へ行きましょう。

 
このアナウンスを聞いた乗客らは、「まるで子どもを叱りつける親のようだ」とコメントしていました。

AirDropテロは以前から問題に

見知らぬ人に突然わいせつ画像などを送りつける「AirDropテロ」は以前から問題になっていました。
 
昨年には、機内で他の乗客にエアソフトガンの画像をAirDropで共有した10代の少年が強制的に飛行機から降ろされる事件が発生しています。
 
 
Source:@teighmars/TikTok, Daily Mail via AppleInsider
Photo:Apple
(lexi)

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