2022Q2のMacの出荷台数は9.3%増?〜GartnerとIDCの予測が矛盾

MacBookの画像
 
調査会社のGartnerは2022年第2四半期(4月〜6月)のMacの出荷台数について、前年同期比9.3%増という予測を発表しました。
 
一方、別の調査会社のIDCは22.5%減としており、矛盾した結果となっています。

上位メーカーのなかで唯一出荷台数が増加したApple

Gartnerによると、2022年第2四半期にAppleが出荷したMacは約640万台と、前年同期の約580万台から9.3%増加しました。
 

 
Appleのシェアは世界およびアメリカで増加傾向が続いています。
 

 
他のメーカーは部品供給の問題により軒並みシェアを落としました。

IDCと矛盾するGartnerの統計

一方、IDCは同期間のMacの出荷台数は約480万台と、前年同期比22.5%減とする予測を発表しました。
 
GartnerとIDCの発表は独自の推定によりおこなわれており、Appleの実出荷台数を使用しているわけではありません。
 
Macの出荷台数は以前はAppleが四半期決算で発表していましたが、現在AppleはiPhone、iPad、Macの区別をせずに出荷台数を発表しており、Macの正確な販売台数を把握するのは難しい状態です。

 
 
Source: Gartner via MacRumors
Photo: ぱくたそ
(ハウザー)

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