AR/VRヘッドセットは薄型軽量レンズを採用、サプライヤーは2社〜ミンチー・クオ氏

Apple MR headset AD 1230
 
アナリストのミンチー・クオ氏が投資家向け情報として、AppleのAR/VRヘッドセット薄型軽量レンズを採用、2社が供給すると伝えました。

GSEOとYoung Opticsが薄型軽量レンズを供給

クオ氏によれば、AppleのAR/VRヘッドセット薄型軽量レンズは、Genius Electronic Optical(GSEO:玉晶光)と、Young Opticsが供給するとのことです。
 
クオ氏はAppleのAR/VRヘッドセット量産開始時期が2022年末に延期されたとし、この件はGSEOに有利に働くと考えています。
 
AppleのAR/VRヘッドセットに2つ搭載される薄型軽量レンズは、3P(プラスチック3枚構成)レンズになるようです。

GSEOが歩留まり改善に苦慮

同氏は、GSEOはレンズ生産における歩留まり改善に苦慮していますが、量産開始時期延期によりそれに対応する時間が生まれたと伝えています。
 
GSEOとYoung Opticsの受注比率は現状、Young Opticsのほうが多いようですが、今後の改善次第でGSEOも50%獲得できる可能性があるとクオ氏は述べています。
 
GSEOは、Oculus Quest 3用レンズも受注したとみられています。
 
 
Source:AppleInsider
Photo:Appledsign/Facebook, MacRumos
(FT729)

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