地方銀行のアプリ、登録者全員に「残高不足通知」を誤送信してしまう

西日本シティ銀行 通知


 
地方銀行の西日本シティ銀行は11月25日、スマホアプリにおいて、通知設定を有効にしている登録者全員に、誤って「残高不足通知」を送信したとして謝罪しました。

残高不足通知を誤って送信

主に九州地方で事業を展開する西日本シティ銀行は11月18日、スマホアプリに登録し、プッシュ通知設定を有効にしている顧客全員に、「口座引落し不能のお知らせ」を誤送信しました。
 
通知には、「残高不足により、登録口座から引落しができませんでした」と記載されており、早期に入金を行うよう顧客を促す内容でした。
 
なお、引落日や引落し金額等は、{%D1}などと書かれており、突然の通知に戸惑った顧客も多かった模様です。
 


 
西日本シティ銀行は11月25日、ホームページで謝罪するとともに、誤った通知を受け、振込や入出金を行った顧客には手数料を返金すると表明し、以下の問合せ窓口に電話するよう呼びかけました。
 

  • 西日本シティ銀行ダイレクト営業室:0120-714-117

 
なお、問合せの対応時間は平日の午前9時から午後8時までとなっています。

原因はヒューマンエラー


 
西日本シティ銀行は顧客に対して、残高不足通知の誤送信は担当者が書式作成中に誤って送信してしまったことが原因であり、システム障害は発生していないと説明しています。
 
金融機関においては、2021年にみずほ銀行で大規模なシステム障害が複数回発生して問題となりましたが、今回の西日本シティ銀行の通知の誤送信は、単純なヒューマンエラーが原因となった模様です。
 
 
Source:西日本シティ銀行(PDF)
(seng)

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