Appleの求人情報に「homeOS」の名称が再び出現しました。前回は2021年6月の世界開発者会議(WWDC21)直前に発見されています。
6月に続いて「homeOS」に言及
Appleが2021年10月12日付けで公開した、Apple Music部門のシニアエンジニアの求人情報で、「homeOS」について言及されている、と米メディアMacRumorsが報じています。
Appleの求人情報には本稿執筆時点でもアクセスでき、6月に発見された時と同じく、iOS、watchOS、tvOSと並んでhomeOSの名前が何の説明もなしに使われています。
【追記 2021/11/4 7:05】 その後、当該ページは削除され、アクセスできなくなっています。
なお、6月に「homeOS」の記述が話題になった後、Appleは「homeOS」を「HomePod」に書き換えています。
HomePod用とApple TV用のOSを統合?
前回、Appleの求人情報で「homeOS」 への言及が発見されたのが、6月の世界開発者会議(WWDC21)直前だっただけに、WWDC21で新しいOSが発表される可能性も期待されましたが、Appleから「homeOS」については何も発表がありませんでした。
MacRumorsは、HomePod用のHomePod Softwareと、Apple TV向けのtvOSを統合する計画があるのかもしれない、と推測しています。
また、6月に続いて10月にも「homeOS」の名称が使われていることから、Appleが未発表のOSを開発中と考えられるが、「homeOS」はApple内部で用いられている名称であり一般発表されないという可能性も考えられる、とも推測しています。
Source:Apple, MacRumors
(hato)