iPhone7を1,800台騙し取り、転売していた男が窃盗罪で起訴

iPhone 7
 
米コネチカット州に住む男性が、勤務先のアカウントでiPhone7を2,000台購入、うち200台を従業員に配布し残りの1,800台を転売し不当な利益を得ていた罪で起訴されました。

IT部門の社員が会社名義でiPhone7を購入して転売

iPhone71,800台騙し取ったブライアン・ピアソール氏(45歳)は25,000ドル(約275万円)の保釈金を支払い保釈中ですが、2021年8月20日にメリデン高等裁判所に出廷し裁判が行われます。
 
ピアソール氏は世界的な有毒産業廃棄物管理会社Tradebe Environmental Servicesに勤務していた際に、IT環境構築管理担当という立場を利用してVerizon Wirelessのオンラインストアから新規契約および機種変更により合計2,000台以上のiPhone7を購入しました。
 
Tradebeでは米国内で働く従業員用に、約500台〜600台のiPhoneを配布しているとのことです。
 
Verizon Wirelessは2019年8月6日に監査を行った際に、Tradebeが過去12カ月間にiPhone7を99セント(約110円)で2,000台以上購入していたことを発見、同社に問い合わせたことで今回の件が発覚しました。

2,000台中、アクティベートされたのは200台のみ

Tradebeに対して販売されたiPhone7のうち、アクティベートされたのは200台に過ぎず、残りの1,800台をピアソール氏が横領したとみられています。
 
ピアソール氏は、2019年8月12日にTradebeを解雇されています。
 
同氏は、Verizon Wirelessから送られてくるiPhone7を勤務時間外や週末に受け取り、それを転売していたようです。
 
ピアソール氏が会社名義で購入していたのはiPhone7だけではなかったようで、彼がTradebeに与えた損害額は約22,764ドル(約250万円)におよぶと地元メディアは報じています。
 
 
Source:Record-Journai via iMore
Photo:Apple Explained/YouTube
(FT729)

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