Adobe Flash Player、サポート終了前の最後のアップデートが配信

Adobe Flash
 
Adobeは12月8日、2020年12月31日でサポート終了となるFlash Playerの最後のアップデートを配信しました。2021年1月12日以降はFlash PlayerでのFlashコンテンツの実行がブロックされます。

2017年にサポート終了を発表

Adobeは2017年7月に、2020年いっぱいでFlashおよびFlash Playerの開発、アップデートおよび配信を終了することを発表しています。
 
FlashおよびFlash Playerについてはかなり以前から、その脆弱性やセキュリティ上の欠陥が指摘されており、iPhoneなどのiOSデバイスは最初からFlashに対応していません。またAppleはMacについても、macOS SierraおよびSafari 10から、Flashをデフォルトで無効にしています。
 
また2020年9月にリリースされたmacOS用のSafari 14では、Flash Playerの読み込みおよびFlashコンテンツの実行ができなくなっています。

ただちにアンインストールすることを推奨

Adobeは12月2日に公式ブログをアップデートし、12月31日でFlash Playerのサポートを終了することを改めて告知するとともに、Flash Playerのアンインストールを推奨しています。
 
そして同社は12月8日、Flash Playerの最後のアップデート「Flash Player 32 AIR 32」を配信しました。

 
 
Source:Adobe Flash Playerサポート終了情報ページ,Release Notes for Flash Player 32 and AIR 32
(lunatic)

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