スマホアプリゲーム、10代〜30代の半数強がほぼ毎日プレイ

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調査会社クロス・マーケティングは、10代〜30代を対象とした「スマホアプリゲームの利用実態に関する調査」の結果を発表しました。スマホアプリゲームのプレイ頻度は55%が「ほぼ毎日」と回答しています。アプリのインストールから3日後には、半数のユーザーがプレイしていないことも分かりました。

スマホアプリゲーム利用者1,100人に調査

「スマホアプリゲームの利用実態に関する調査」は、一都三県(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)在住の13歳〜39歳の男女を対象に、LINEリサーチプラットフォームで実施しています。
 
スクリーニング調査(8,237人回答)で、「普段スマホアプリのゲームをすることがある」かつ「直近1カ月以内にスマホアプリゲームをインストール」に当てはまる1,100人から有効回答を得ています。

スマホアプリゲームのプレイ頻度、55%が「ほぼ毎日」

10代〜30代のスクリーニング調査回答者全員に、スマホアプリゲームをプレイする頻度を聞いたところ、「ほぼ毎日」が55%と約半数でした。スマホアプリのゲームはしない、という回答は21%でした。
 
ゲームプレイ頻度を性・年代別に見ると、ほぼ毎日」と答えた割合が高いのは、男性は13歳〜15歳、女性は35歳〜39歳でした。
 

 

余暇時間の過ごし方、スマホゲームは全体トップ

1カ月以内にスマホアプリゲームをインストールした本調査回答者に、余暇時間の行動について質問した結果、「スマホでゲーム」は全体で8割弱と最も高い結果となりました。
 
10代に焦点を当てると、男性16〜19歳は特にゲームの割合が高く、女性16歳〜19歳ではゲームのほかSNS、音楽聴取も高い傾向にあります。女性16歳〜19歳は、回答数が5.59個と多く、様々な時間の使い方をしています。
 
また、男性はSNSの割合が女性よりも低いことから、SNSデビューが遅い傾向が伺えます。
 

 

口コミで知ったアプリはプレイされる傾向

ゲームアプリをインストールしたきっかけと、直近でプレイした時期を集計すると、「友人から紹介」や「家族から紹介」だと、インストール後にプレイしている割合が高い傾向にあります。
 
一方、「アプリストアで見つけて」「テレビCM」がきっかけの場合、インストールしてもプレイしていない割合がやや高いのが目立ちます。
 
クロス・マーケティングは、口コミがきっかけでインストールした場合、一緒にプレイしたり感想を共有するためにプレイしているのではないか、と推測しています。
 

 

アプリインストールから3日後の当日プレイ率は約半数

ゲームアプリの直近インストール時期と、直近プレイ時期をクロス集計して、インストール後のプレイ傾向を分析したのが以下のグラフです。
 
ゲームアプリは、インストール当日のうちにプレイされる割合が9割ほどですが、インストールが3日以内で今日プレイした割合は半数程度まで大きく落ち込み、その後はペースが緩やかに落ちていきます。
 

 

購入・課金経験は20歳〜24歳男性で高い

スマホゲームアプリの購入・課金経験は、女性よりも男性に経験者が多い傾向があります。
 
性年代別でみると、最も購入・課金している割合が高いのは男性20歳〜24歳で、6割を超えています。
 

 
 
Source:クロス・マーケティング
Photo:Apple
(hato)

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