iPhone12 Proの光学ズームは「レンジ」で、倍率ではない〜誤解に注意と投稿


 
Apple製品のリーク情報で知られる、ベンジャミン・ジェスキン氏がTwitterで、iPhone12 Proシリーズの光学ズームについて多くの人が誤解していると伝えています。同氏は、iPhone12 Proシリーズが標榜しているのは、光学4倍もしくは5倍ズーム「レンジ」であり、光学4倍もしくは5倍ズームではないと説明しています。

Kang 康总氏のリーク情報の解釈で、誤解が生じた

ジェスキン氏によれば、iPhone12 Proには光学4倍ズーム、iPhone12 Pro Maxには光学5倍ズームレンズが搭載されていると勘違いしているユーザーが多いとのことです。
 
これはWeiboユーザーのKang 康总氏がリーク情報として中国語で、「iPhone12 Proは光学4倍ズームを備える」「iPhone12 Pro Maxは光学5倍ズームを備える」と投稿、それを英訳したDuan Rui(@duanrui1205)氏も英語で同じ情報をTwitterに投稿したことから広まってしまったと考えられます。
 


 

最小倍率と、最大倍率の差を「レンジ」と表現


 
ジェスキン氏は、iPhone12 Proシリーズの光学ズーム「レンジ」の意味について、iPhone12 Proは、ズームイン2倍(2倍に拡大)、ズームアウト2倍(2分の1に縮小)なので、その差が4倍」、iPhone12 Pro Maxでは、ズームイン2.5倍(2.5倍に拡大)、ズームアウト2倍(2分の1に縮小)なので、その差が5倍、これがズーム「レンジ」の意味だと説明しています。
 

 
つまり、iPhone11 Proの「カメラ」で画面下部に表示されるズーム「0.5x、1x、2x」が、iPhone12 Proの「カメラ」アプリでは「0.5x、1x、4x」と表示されるような、光学4倍ズームが搭載され利用できるようになるわけではないと、ジェスキン氏は伝えています。
 

 
 
Source:Ben Geskin(@BenGeskin)/Twitter
Photo:Apple
(FT729)
 
 

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