iPhone(2022)用のA16はTSMCの3nmで製造〜20%超の効率アップ?

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Patently Appleが入手した情報によれば、iPhone(2022)用のA16は、TSMCの3nmプロセスで製造され、エネルギー効率が5nmプロセスと比較して20%〜25%向上するようです。

5nmプロセスから性能向上

iPhone(2022)用のA16は、TSMCの3nmプロセスで製造されることで、5nmプロセスと比較し、トランジスタ密度は15%、パフォーマンスは10%〜15%、エネルギー効率は20%〜25%向上するとPatently Appleが伝えています。
 
Patently Appleによれば、TSMCの3nmプロセスを用いた試験生産は2020年内に行われ、2021年後半から同プロセスを用いた量産が開始予定とのことです。TSMCの3nmプロセスを用いたA16の開発状況に関し、2020年6月上旬に今回と同様の予想を、DigiTimesが伝えていました

2024年には2nmプロセスに移行か

10nmプロセスへの移行にも苦慮しているIntelに対しTSMCは順調に微細化を進めているようで、2024年には3nmプロセスから2nmプロセスに移行するだろうと、Patently Appleは予想しています。
 
 
Source:Patently Apple
Photo:Technizo Concept/YouTube
(FT729)

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