Apple、「iBooks Author」と「iTunes U」の終了を発表

iBooks Author、 iTunes U
 
Appleは、Mac用電子書籍作成アプリ「iBooks Author」と教育支援ツール「iTunes U」のサービスを終了すると発表しました。

「iBooks Author」は7月終了、Pagesのアップデートで対応

Appleは現地時間6月10日、Mac用アプリ「iBooks Author」のアップデートを7月1日で終了すると発表しました。
 
「iBooks Author」の既存ユーザーは、macOS 10.15以前のバージョンのOSで引き続き使用することはできます。
 
また、iBooks Authorを使ってApple Booksで公開された電子書籍も、引き続き公開されます。
 
Appleは、近日中にPagesのアップデートを行い、iBooks Authorから作品をインポートし、PagesでiBooks Authorのファイル形式(.iba)を編集可能にする、と案内しています。

「iTunes U」は2021年末に終了

Appleは同時に、「iTunes U」のサービスを2021年末で終了することも発表しています。
 
今後は教育機関用アプリ「クラスルーム」「スクールワーク」を利用するよう案内しています。
 
また、教育機関のシステム管理者は「Apple School Manager」を使って、学校のiPad、Mac、Apple TV、Apple ID、電子書籍、アプリや各種データを安全に管理できることも紹介しています。
 

 
米Appleは、現在「iTunes U」を利用している既存ユーザーは、2020年から2021年にかけての教育年度は利用を継続できると案内しています。
 
本稿執筆時点では、日本語のページは公開されておらず、日本の教育年度への対応予定についての情報はありません。
 
 
Source:Apple (1), (2), (3), (4) via 9to5Mac
(hato)

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