Google Fi、既存のiOSユーザーもeSIMが利用可能に

Google Fi
 
先月、Googleは、米国でMVNOとして提供している通信サービス「Google Fi」に新規加入するユーザーにおいて、iPhoneでeSIMのセットアップができるようサービスを開始しました。
 
なお、Google Fiは既存ユーザーにおいても、iPhoneでeSIMを利用できるようサポートの提供を開始し始めました。

既存のGoogle FiユーザーもiPhoneでeSIMが利用可能に

Pixelユーザーと同様、Google Fiに既に加入しているiPhoneユーザーもeSIMを利用できるようになります。
 
現地時間5月18日に、iOS版Google Fiアプリがバージョン2.5にアップデートされましたが、リリースノートには「一部のiPhoneデバイスでeSIMをアクティベートできるようになりました」と記載されています。
 
この機能はまだ正式に公開されていませんが、何人かのユーザーが、最初にGoogle Fiアプリをアンインストールすることでアクティベートできたと報告しています。アプリを再インストールした後にサインインすると、eSIMへ切り替え、物理SIMスロットを空にするよう求められます。
 
その後、ユーザーは、「fi.google.com/ios/quicksetup」のページに飛ばされ、iPhoneから「設定」 > 「携帯電話」 > 「携帯電話プランの追加」にアクセスして、QRコードをスキャンします。

正式なリリース日は未定

公式のヘルプドキュメントには、「iOSデバイスのeSIMのアクティベーションは、Google Fiの新規ユーザーに対してのみ機能する」と記載されています。
 
eSIMに対応している端末はiPhone XR、XS、XS Max、11シリーズですが、先月より2020年に発売されたiPhone SEでも利用できるようになりました。
 
正式なリリースでは、アプリを削除して再インストールする必要がないようプロセスの簡略化が求められています。
 
なお、今のことろGoogle Fiは日本では展開されていません。
 
 
Source:9to5Google
(m7000)

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