NTTドコモ、KDDI（au）、ソフトバンクの携帯キャリア大手3社が提供する、「緊急速報メール」として、5月1日から新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための「外出自粛要請」が配信されるようになりました。
災害時に発信される「緊急速報メール」に、新型コロナ対策も
「緊急速報メール」は、緊急地震速報、津波警報、特別警報、ミサイル攻撃などの警戒情報などを、対象地域にいるユーザーに同時配信するサービスで、回線混雑の影響を受けずに無料で受信できるのが特徴です。
2020年5月1日からは、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的として、各都道府県や市町村が、新型インフルエンザ等対策特別措置法第45条第１項に基づいて発信する「外出自粛要請」も配信されるようになりました。
以下は、KDDIが公開したメールのサンプルです。
この機会に設定を確認しておこう
iPhoneでは、初期設定で「緊急速報メール」を受信できる状態ですが、外出自粛要請に限らず、災害発生時に安全を確保するためにも、設定を確認しておくことをお勧めします。
「緊急速報メール」を受信するには、「設定」アプリの「通知」メニューで、一番下にある「緊急速報」をオン（緑）にします。
海外では携帯ネットワーク名の欄にメッセージも
海外には、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、厳しい外出制限が課せられている国もあります。
一部の国で、携帯電話ネットワーク名の表示欄に、自宅にとどまるよう促すメッセージを表示する取り組みも行われています。
Source:NTTドコモ, KDDI, ソフトバンク
(hato)