Apple、医療従事者向けマスクのサポートページを公開


 
Appleが、医療従事者に提供するマスクの組み立てや手入れ方法を説明したサポートページを動画入りで公開しました。医療従事者以外が手にすることのないApple製品の取り扱いマニュアルです。

3つの部品で構成されるマスク

先日、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)はTwitterで、Appleが顔を覆うマスク(フェイスシールド)を開発し、新型コロナウイルス(COVID-19)に対応する医療機関に2,000万枚以上を提供すると発表しました
 


 
Appleが、このマスクの組み立て方などを図解入りで説明したサポートページを公開しています。
 
マスクは、透明なフェイスシールド、額に当てるバンド、シリコン製ストラップの3つの部品で構成されています。
 

 
組み立ては、フェイスシールドとバンドを重ねて、穴にストラップを通し、サイズを調整するだけとシンプルです。
 

 
Appleは、このフェイスシールドを単体ではなく、他の防護用品と併用するよう指示しています。

消毒・再利用の方法や動画マニュアルも

Appleは、フェイスシールドを濃度70%のエタノール、濃度70%のイソプロピルアルコール、6%の漂白剤、3%の過酸化水素水のいずれかで消毒したうえで再利用できる、と説明しています。
 
このほか、組み立て方の動画や、フェイスシールドに同梱されるマニュアルのPDFファイルも公開されています。

一般向け製品にもアルコールなどは使用可能

Appleは3月に製品サポートページを更新し、開口部に液体が入らないよう注意のうえ、製品のお手入れに濃度70%のイソプロピルアルコールや除菌用シートなどが使えると説明しています。
 
 
Source:Apple via MacRumors
(hato)

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