チタン製のApple Cardはすぐにボロボロになってしまう?


 
AppleはApple Cardのサービス開始と同時にカードを綺麗に保つための方法を紹介しました。しかしApple Cardをテスト期間から使っているユーザーのカードはすでにボロボロになっており、早ければ1カ月程度でカードが汚れ始めてしまうようです。

表面が擦れて剥げる

Apple Cardは正式にサービスが始まる前から、Apple Storeの従業員などによるテストが行われてきました。そのためテスト参加者はApple Cardを既に2カ月、3カ月と使っていることになります。あるテスト参加者は使い始めてから1カ月ほどで財布と擦れる部分、磁気読み取り端末に当たる部分、カードの縁などが擦り減り始めたとTwitterで呟いています。
 

 
そして使用開始から2カ月たったカードの写真も公開しているのですが、カードのチタンコートは剥がれて汚れがついているように見えます。通常のプラスチックのクレジットカードも使っているうちに擦れて印刷が剥げたり、汚れたりするのですが、Apple Cardの汚れ方は少し早い気もします(もちろん汚れ方は使い方に左右されます)。

手入れの方法

AppleはApple Cardが汚れやすいと認識しているのか、チタン製のカードの手入れ方法を案内しています。それによるとカードが汚れた場合は水もしくはアルコールで濡らしたマイクロファイバー製の布でやさしく拭くと案内されており、洗濯洗剤やシンナー、研磨剤などは使わないように書かれています。
 

 
ただチタン製のカードは磁気テープの読み取りにしか対応しておらず、読み取りを繰り返すうちにカードリーダーと擦れる部分が磨耗していくことは避けられそうにありません。慎重に財布の中にしまい、案内通りに汚れを落としたとしてもApple Cardを綺麗に保つのは難しいのかもしれません。
 
 
Source:AppleInsider
(KAZ)

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