【自腹レビュー】サンワサプライの高耐久USB-C – Lightningケーブル

サンワサプライ USB-C - Lightningケーブル 「500-IPLM025W」 レビュー hato
 
iPhoneの高速充電に対応し、断線しにくいケーブルと強化したコネクタが特徴のUSB Type-C – Lightningケーブル「500-IPLM025W」(サンワサプライ)を購入したのでご紹介します。

ケーブル、コネクタともに強化したMFi認証取得ケーブル

サンワサプライは、USB Type-C(USB-C) – Lightningケーブル「500-IPLM025W」を7月2日に発売しました。
 
特徴は、ケーブルの外側にはナイロンメッシュ素材、内側には防弾チョッキに使われるケブラー素材を採用し、断線に強くなっていることです。
 

 
また、破損しやすいコネクタ部分は、USB-Cコネクタ側、Lightningコネクタ側ともに樹脂で強化して耐久性が高められています。
 

 
USB Power Delivery(USB PD)に対応しているため、iPhone X/iPhone8以降のiPhoneや一部のiPadに高速充電が可能です。
 
MFi(Made for iPhone/iPad/iPod)認証を取得しており、充電だけでなくデータ転送にも安心して使うことができます。
 

 
ケーブルの長さは1m、カラーはホワイトです。
 
直販サイト「サンワダイレクト」での販売価格は1,780円(税込、2,000円以上購入で送料無料)です。

早速購入、テストしてみた

iPhone XS Maxの充電を高速化することに関心のある筆者は「500-IPLM025W」を購入したので、使用感をレビューします。
 
パッケージはシンプルです。
 

 
裏面にはMFi認証のロゴがあり、高速充電対応デバイス名が以下のとおり記載されています。
 

iPad Air 2019、iPad mini 2019、iPhone8、iPhone8 Plus、iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRや、一部のiPad Proモデルは高速充電を行うことができます。

 

 
ケーブルは内外ともに強化されているだけあって、Apple純正のUSB-C – Lightningケーブルと比較すると太く、しっかりした印象です。ケーブルは少し硬いので、持ち歩き用に小さく束ねようとすると少し苦労します。
 
ケーブル表面を覆うナイロンメッシュ素材には光沢があり、高級感が感じられます。
 

 
使っているうちに破損してしまいがちなコネクタとケーブルの接続部分は、樹脂製カバーでしっかりと覆われています。
 

 
重さは、Apple USB-C – Lightningケーブルの19gに対して26gと、少々重くなっています。
 

 
バッテリー残量が40%になったiPhone XS Maxを、「500-IPLM025W」でAnker PowerPort Atom PD 1(30W給電)と接続して充電したところ、30分間で40%から77%まで充電できていました。高速充電のスピードはApple純正ケーブルと同等のスピードであることが確認できました。
 

 
Spigen製ケース「ウルトラ・ハイブリッド」を装着したiPhone XS Maxには問題なく充電できましたが、「500-IPLM025W」のLightningコネクタ部分はApple標準ケーブルより少し幅が広くなっているため、コネクタ穴のサイズがギリギリのケースをお使いの場合、ケースが干渉する可能性があります。
 

 
【ここが良い!】

  • 破損しやすいコネクタ部分をしっかりガード
  • ケーブルの断線を防ぐ強化素材
  • ナイロンメッシュ素材に高級感が感じられる

 
【ここは残念!】

  • ケーブルが太く、やや硬いので、束ねて持ち歩くにはかさばる
  • グレーやブラックなどのカラーバリエーションも欲しい

今後、製品充実に期待のUSB-C – Lightningケーブル

AppleによるMFi認証を取得したサードパーティ製のUSB-C – Lightningケーブルは、2019年に入ってから販売が開始されました。現在は品数があまり多くはありませんが、今後各メーカーから特徴ある製品が販売されると期待できます。
 
なお、高速充電は短時間でiPhoneを充電できて非常に便利ですが、通常よりも電流量が増えるため、粗悪品を使ってしまうと事故のリスクも高まります。MFi認証を取得した、信頼できるメーカーの製品を使いましょう。
 
 
Source:サンワサプライ プレスリリース, 製品情報
(hato)

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