iPhoneの値下げにより、中国国内の需要は回復している、と金融機関グループモルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティ・ヒューバティー氏がコメントしています。
サプライチェーンも安定しつつあるか
「2018年第4四半期(10-12月)にシェアが下がってからというもの、iPhoneのインストールベースは2019年始めの値下げにより回復している」とヒューバティー氏はメモの中で述べています。「安定化しているiPhoneサプライチェーンの標本値群と組み合わせると、2019年第1四半期(1-3月)にiPhoneの需要が上昇傾向にあることがわかる」
今年1月に一度目のiPhoneの値下げが実施されましたが、3月に入って再びiPhone XSとiPhone XS Maxが大幅割引価格で販売されていると報じられました。
意見が異なるアナリストも
Longbow Researchのアナリストは、数回にわたるiPhoneの値下げは検索トレンドの鈍化を止められず、2月のAppleサプライヤーの売上は前年と比較して目が当てられないほどひどいものであったとしています。
一度目の中国でのiPhone値下げの後、世界的な金融グループUBSのアナリストはiPhoneの売上は回復軌道に乗り始めていると述べており、アナリストたちの意見は分かれています。
Source:AppleInsider
(lexi)