iOS12.2ではiMessageで高音質の音声が送受信可能

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iOS12.2では、iMessageで音声を送受信できるボイスメッセージの音質が格段に向上していることが分かりました。音声圧縮方式とファイル形式が変更されています。

iOS12.2で音声ファイル形式が変更

現在、開発者と登録ユーザー向けベータ5が公開されているiOS12.2では、録音した音声をiMessageで送信できるボイスメッセージの音質が向上することをTwitterユーザーのフレデリック・リーデル氏が発見しました。
 
iMessageのボイスメッセージに使われる音声圧縮方式が、従来の8,000HzのAMR形式から、iOS12.2ベータ5では24,000HzのOpus形式に変更されており、音声ファイルの拡張子も「.amr」から「.caf」に変わっています。

聴き比べると全然違う!

以下のツイートから再生できる音声では、前半で現在公開されている最新版のiOS12.1.4、後半ではiOS12.2ベータ5で録音した声を聞き比べることができます。
 
iOS12.2ベータ5の音声が、はっきりと聴き取れることが分かります。
 


 

ファイルサイズは大きくなるものの、数分後には自動削除

24,000HzのOpus形式の音声ファイルは、8,000HzのAMR形式と比べるとファイルサイズは大きくなるものの、iMessageのボイスメッセージは数分後には音声コンテンツが削除されるため、大した問題にはならないだろう、と米メディアMacRumorsはコメントしています。
 
新しいファイル形式の採用による音質向上は、iOS12.2またはmacOS Mojave 10.14.4の動作するデバイス間で送受信される必要があります。
 
iOS12.2やmacOS Mojave 10.14.4の正式版は、現地時間3月25日に開催されるスペシャルイベントにあわせて一般向けに公開されるとみられます。
 
 
Source:MacRumors
(hato)

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