iPhoneのアメリカでのインストールベース(実際に使われている台数)が、2018年第4四半期(10-12月)までに1億8,900万ユニットとなり、対前年四半期で2,300万増となったことが明らかになりました。
勢いは弱まったが特に問題なし
Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)の調査によれば、アメリカでのiPhoneのインストールベースは、2018年9月の終わり時点の1億8,500万台から、12月の終わりまでに400万台伸びたことがわかっています。2017年12月四半期の1億6,600万台から13.9%増となった計算になります。
アメリカでのiPhoneのインストールベースの推移/CIRP
2016年の終わりから2017年終わりにかけての19%増の伸びには及びませんが、特に心配する必要はないとみられています。
「iPhone販売台数の勢いが鈍化しており、アメリカでのiPhoneのインストールベースは2018年第4四半期わずかなものだった」CIRPの共同創業者のジョッシュ・ロヴィッツ氏はコメントしています。
「Apple自身が示したように、昨年のiPhoneの収益は海外市場での需要が減ったことが主な原因で下降気味となった。アメリカでの売上は比較的安定しており、インストールベースに若干の成長がみられた」
Source:AppleInsider
(lexi)