スマホの平均利用時間「1日2〜3時間」が最多、キャリアメールは6割が利用せず

iPhone XS Max レビュー hato
 
MMD研究所は12月10日、「2018年版:スマートフォン利用者実態調査」の結果を発表しました。スマートフォンの利用時間は「1日平均2〜3時間」が最多となりました。また、格安SIM利用者は75%が「月額料金」に満足と回答しています。

全国のスマホ利用者2,718人に調査

調査は、スマートフォンを所有する全国の15〜59歳の男女を対象に、2018年10月31日から11月1日にかけて、コロプラが提供するインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」で実施し、2,718人から有効回答を得ています。
 
スマートフォン以外に所有している、インターネットに接続できる機器は「ノートパソコン」が61.4%で最多、以下「テレビ」42.3%、タブレット(通信回線契約なし)28.4%などでした。
 

 
「スマートフォン以外にインターネットに接続できる機器を所有していない」という回答も10.6%みられます。

スマホ利用時間「1日2〜3時間」が最多、女性でやや長い傾向

スマートフォンの1日あたり平均利用時間は、全体では「2時間以上3時間未満」が24.1%で最多、次いで「3時間以上4時間未満」が18.5%となりました。
 
タブレットの1日あたり利用時間は、「30分未満」が24.8%で最多、次いで「1時間以上2時間未満」が18.1%でした。
 

 
スマートフォン利用時間を性・年代別で集計したのが以下のグラフです。
 
男性は10代〜40代で「2〜3時間」が最多だったのに対し、女性は10代が「2〜3時間」と「3〜4時間」が同率、20代では「3〜4時間」がトップとなっています。
 
それぞれ同年代で男女を比べると、女性の方が利用時間がやや長い傾向にあるようです。
 
スマートフォン利用時間が「10時間以上」の回答が1割を超えたのは、女性10代のみでした。
 

 

キャリアメールとSMS「送信0回」が約6割

スマートフォンでのメールやメッセージの1日あたり送信回数を「キャリアメール」「SMS」「LINE」について比較したのが以下のグラフです。
 
キャリアメールは「0回」が57.5%で最多、次いで「1〜10回」が38.6%でした。SMSも「0回」が56.8%で最多、次いで「1〜10回」が35.7%でほぼ同じ傾向です。
 
一方、LINEは「1〜10回」が54.9%でトップ、「0回」が15.2%でした。「51回以上」という回答も4.2%みられます。
 

 

利用スマホの満足点「画面サイズ」「操作性」がともに4割超

利用しているスマートフォン端末で満足している点(複数回答可)のトップは「画面サイズ」で45.2%、以下「操作性の良さ」40.2%、「画質」32.0%、「端末のブランド」31.9%、「デザイン性」31.6%などと続いています。
 

 

格安SIM利用者は「月額料金」の満足度75.0%

メインで利用している通信会社について満足している点を、「大手キャリア」(n=2,077:全体の76.4%)と「格安SIM」(n=576:全体の21.2%)で比較したところ、傾向に大きな違いが見られました。
 
大手キャリア契約者は「あてはまるものはない」が33.2%で最多、以下「データ通信エリア」29.0%、「データ通信品質・安定性」26.9%、「データ通信速度」22.5%などが高くなっています。
 
一方で格安SIM利用者は、「月額料金」への満足度が75.0%と圧倒的に高く、以下「料金プランの豊富さ」21.7%、「データ通信速度」16.1%などと続いています。「あてはまるものはない」の回答は10.1%と、大手キャリアよりも低くなっています。
 

 

インストールしているアプリ、「6~10個」が最多の18.0%

スマートフォンにインストールしているアプリの数(プリインストールアプリは除く)は、「6~10個」が18.0%、「11~15個」が16.1%、「16~20個」が15.7%でした。「51個以上」という回答も9.7%あります。
 

 
なお、iOS12の場合、インストールしているアプリの数(プリインストールアプリを含む)は、「設定」アプリから「一般」>「情報」で確認できます。
 
インストールしているアプリの種類(複数回答可)は、「動画」が63.5%でトップ、以下「天気」60.7%、「コミュニケーション」60.5%、「SNS」59.7%などと続いています。
 

 

ネットショッピング利用端末「スマホ」が8割超

ネットショッピングをする際に利用するデバイス(複数回答可)は、「スマートフォン」が81.3%で、「PC」の38.2%や「タブレット」の12.0%に大きく差をつけてトップとなりました。
 
一方「ネットショッピングはしない」は5.8%にとどまりました。
 

 
ネットショッピング利用者に、よく利用するネットショッピングサイトやアプリ(複数回答可)を聞くと、「Amazon」が75.0%でトップ、以下「楽天市場」53.6%、「Yahoo!ショッピング」28.8%の順でした。
 

 
ネットショッピング利用者が、2018年にスマートフォンで購入したもの(複数回答可)は、最も多かったのは「服・ファッション・小物」の42.3%で、以下「本・漫画」34.0%、「食料品・飲料・お酒」33.3%などと続いています。
 

 
 
Source:MMD研究所
(hato)

モバイルバージョンを終了