「USB-C – Lightning」にもMFi認証か〜純正ケーブル以外でも高速充電

USB-C - Lightningケーブル
 
いよいよサードパーティ製のケーブルでも、iPhoneの高速充電が可能になります。AppleがMFi認証を「USB-C – Lightning」にも付与するとの観測が浮上しています。

サードパーティ製のケーブルでも高速充電が可能に

MFi認証の“MFi”とは「Made For iPhone/iPad/iPod」の略で、iOS製品向けに作られたアクセサリーに対するAppleの認証を意味します。MFi認証がない製品は、使用できなかったり、使用できたとしてもその後のソフトウェアアップデートで機能しなくなったりする恐れがあります。
 
これまでAppleは「USB-C(USB Type-C)」や「Lightning – 3.5mm」ケーブルをMFi認証に加えてはいたものの、「USB-C – Lightning」については認証を見送っていました。このため、MacBookのUSB-CポートやUSB-C電源アダプタからiPhoneを高速充電するには、これまで純正ケーブルを使うよりほかありませんでした。
 

 
しかし、充电头网がサプライチェーンからの情報として伝えたところによると、アクセサリーメーカーに対し、AppleがMFi認証に「USB-C – Lightning」を新たに加える旨を通知していたことが分かりました。
 
これによってサードパーティ製のケーブルでも、高速充電を可能にする規格のUSB Power Delivery(USB PD)を、iPhoneとUSB-Cポートの間で使うことができるようになります。

なぜ今頃になって開放?

「USB-C – Lightning」でのMFi認証は、長らく期待されながらこれまで実現していませんでした。
 
このタイミングでAppleが“聖域”を開放した理由は明らかになっていませんが、Lightning廃止の噂と無関係ではなさそうです。また、9月12日に発表予定のiPhone XSシリーズには、出力18WのUSB-C電源アダプタと「USB-C – Lightning」ケーブルが同梱され、公式のUSB-Cアダプタ以外では充電できないとも言われています。
 
 
Source:充电头网 via 威锋网
(kihachi)

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