Jio Phone、2018年第1四半期ガラケー市場で最大のシェアを獲得


 
インドの大手携帯電話事業者リライアンス・ジオ・インフォコムが提供する月額約260円で電話・ネット使い放題の携帯電話端末「Jio Phone」が、2018年第1四半期に国際ガラケー市場で最も大きなシェアを占めたことが調査企業Counterpointの調べで明らかになりました。

昨年開始されたサービスが15%のシェアを獲得

Jio Phoneは、2017年7月に開始された比較的新しい携帯電話サービスですが、すでに国際ガラケー市場で15%のシェアを獲得しました。Nokiaブランドの携帯電話を展開するHMD Globalが2位の14%、3位のItelが13%、SamsungとTecnoが同じく6%を占めています。
 
NokiaブランドのHMD Globalも2年前に創業された新興企業でありながら、すでに時価総額で10億ドル(約1,103億円)を超えるなど、躍進しています。
 
「ガラケーは毎年5億台近く売れており、20億人いるとされるガラケーユーザーの需要を満たし続けるだろう。ガラケー市場はいまだ様々なユーザーベースの要望に応える巨大な市場である」と、Counterpointはコメントしています。
 
インドでの2018年第1四半期のガラケーの出荷台数は43%伸びており、国際ガラケー市場も同四半期に38%の成長を見せています。
 
「ガラケーユーザーの中には、情報格差、経済格差、識字率の格差などで、比較的値段の高いスマートフォンとデータプランを使用することができない人もいる」と、調査企業は加えています。
 
 
Source:Counterpoint via Gadgets 360
Photo:Trak.in
(lexi)

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