Apple、MacBookへのタッチスクリーン非搭載で低い評価に

Laptop Mag
 
ノートPCベンダーを、デザインや技術革新、サポートなど、さまざまな面から評価したランキングで、Appleは「サポートと保証」では最高の評価を得たものの、総合順位では7位と、芳しくない結果となりました。

サポートと保証は最高得点だが…

Laptop Magが発表した「Best & Worst Laptop Brands 2018(最良&最低ラップトップブランド2018年版)」レポートで、Appleは72点を獲得、昨年より2つ順位を下げています。
 
評価の内訳は「レビュー」が40点、「デザイン」が15点、「サポートと保証」が20点、「革新」が10点、「価値と選択肢」が15点で、100点満点です。
 
Appleはサポートと保証では19点と最高得点を獲得しましたが、技術革新は3点と10社中最低となり、また価値と選択肢も6点でRazerと並ぶもっとも低い点数となっています。
 

タッチスクリーン非搭載も低評価の理由に

Laptop Magは、Appleが評価を下げた理由について、次のように説明しています。
 
ハードウェアが進化していない。MacBookは優れたマシンだが、若干処理速度が上がった程度でほとんど技術革新が見られない。タッチスクリーンは採用しないのだろうか?
 
選択肢が少なすぎる。Appleの1,000ドルクラスのノートPCというと時代遅れも甚だしいMacBook Air(999ドル〜、日本では98,800円〜)しかなく、その他のすべてのMacBookは1,299ドル以上(同142,800円〜)もする。この価格では多くの顧客はMacを選ばない。
 
ポートが特殊すぎる。Appleの最新MacBookはUSB Type-C(USB-C)ポートのみでUSB 3.0ポートがなく、MacBook AirはUSB 3.0ポートのみでUSB-Cポートがない。

MacBookにはタッチスクリーンを採用しない方針

MacBookについてAppleはあえてタッチスクリーンを採用しない方針を貫いています。ティム・クック最高経営責任者(CEO)はつい最近もMacとiPadを融合することはないと発言、これはMacBookをiPadのように、タッチスクリーン式にする計画はないという意味だと思われます。
 
 
Source:Laptop Mag via 9to5Mac
(lunatic)

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