NY地下鉄、メトロカードを2018年よりApple Payなどに切り替え

MTA metocard
 
ニューヨークの地下鉄およびバスが、現行のメトロカードシステムを廃止し、Apple Payを含むNFC決済へと切り替えることがわかりました。

来年からNFCリーダーの設置を開始

アメリカ・ニューヨーク州の都市交通局(MTA)は現地時間10月23日、現行のメトロカードによる運賃決済システムを廃止し、Apple Pay、Android Pay、Samsung PayおよびNFC系の非接触カードを利用したシステムを導入すると発表しました。
 
MTAは2018年後半より、まず地下鉄の改札口500カ所、および600台のバスに新しいリーダーを設置し、2020年までには全改札およびバスへの導入を完了するとしています。
 
メトロカードは事前に入金しておくプリペイドカードです。また磁気カードであるため、改札のリーダーをスライドさせる必要があります。

Apple Payで地下鉄やバスの利用が可能に

ただし現行のメトロカードも2023年までは並行して利用可能とのことです。メトロカードはトークン(改札を通過するための専用コイン)と役割交代してから約30年間、ニューヨーク地下鉄およびバスで利用されてきました。
 
新リーダー設置後は、iPhoneやApple WatchのApple Pay、Android端末のAndroid PayやSamsung Pay、またNFC対応のクレジットカードやデビットカードで、ニューヨークの地下鉄が利用可能となります。

 
 
Source:New York Times via AppleInsider

Photo:Flickr/Mr.TinDC
(lunatic)

 
 

モバイルバージョンを終了