iOS11でリニューアルされたのは、コントロールセンターだけではありません。App Storeも刷新され、日替わりで更新される「Today」、ゲームをサジェストする「ゲーム」といったタブが追加されました。
あれ、この形どこかで見覚えが？
iOS11のApp Storeにおける「ゲーム」タブには、可愛らしいロケットのロゴマークが記されています。勢い良く空に向かって射出されるロケットですが、この射出角度、というよりこのマーク。どこかで見覚えがないでしょうか。
ニュースサイトMashableによると、このロケットのマークは、Appleのロゴの上部分である葉っぱと、角度も形状も見事に一致するそうです。
偶然の一致か、それともAppleのジョークか――残念ながらAppleは公式に見解を示していないため、真相は謎のままですが、Mashableは「Apple Storeのエコシステムにおいて、ゲームの重要性が増したためではないか」と推測しています。
事実、App Storeでアプリの開発者たちは2008年の立ち上げ以来、のべ700億ドル（約7兆7,000億円）の収益を上げており（このうちAppleの取り分はアプリ売り上げの30％）、最も多くの売り上げを稼ぎ出すのがゲームセクションだと言われています。
また、2017年度第2四半期（1～3月）の売り上げでも、サービス部門は70億4,100万ドル（約7,800億円）を稼ぎ出しており、この大半がApp Store経由のものだろう、と考えられています。
ゲームの売り上げが会社にとっての重要な基盤であることを、Appleなりの遊び心で示してみせたということでしょうか。
Source：Mashable
(kihachi)
