AppleがiTunes Storeで販売する4K画質の映画の金額を巡り、映画会社と攻防を繰り広げているようです。Appleは9月に、4Kに対応する新しいApple TVを発表するといわれています。
金額折り合わず交渉が難航
9月12日開催説が濃厚となっているAppleのイベントでは、iPhone7s/7s Plus/8やLTE通信機能を持つApple Watch Series 3に加え、第5世代Apple TVが発表される見通しです。
Appleは次世代Apple TVの発表に先駆け、再生可能となる4K映画コンテンツのiTunesでの販売価格を決めるため、映画配給会社と交渉を進めていますが、金額が折り合わず難航しているようだ、とWall Street Journalが伝えています。
5〜10ドル上乗せしたい映画会社
というのは、Appleが現在販売している新作のHD映画と同じく、4K映画も1本につき19.99ドル（約2,200円）で販売することを希望しているのに対し、映画会社側は4Kの場合はこの金額に5ドルから10ドル上乗せしたいと要求しているからです。
金額を低く抑えることで市場を広げ、長期的なスパンでの売上増を目指すAppleと、高品質なものは高値で売り、利ざやを守りたい映画会社との意見が衝突するのは、今に始まったことではありません。
しかしAppleとしては、第5世代Apple TVを発表する前に話をまとめたいというのが本音でしょう。
Source:WSJ via MacRumors
(lunatic)