サービス終了発表のVine、LINEなど複数企業が買収に名乗り

vine LINE 買収
 
Twitterの「社内再編」によってサービス終了の憂き目に遭っているVineですが、LINEなどが買収に名乗りを上げていることが分かりました。

売却が吉と出るか、凶と出るか

Vine買収の噂は、ニュースサイトTechCrunchが報じたもので、LINEを含む数社が入札に前向きな姿勢をみせているそうです。すでにTwitter側も10社ほどの候補から5社ほどに絞り込んでおり、条件さえ整えば売却が行われる公算は大きいでしょう。売却額は明らかになっていませんが、およそ1,000万ドル(約10億円)ほどになるのではないかとのことです。
 

 
かつてVineは、6秒動画サービスとして高い人気を博していましたが、最近ではアクティブユーザー数の減少に悩まされていました。ただ、Twitterが先月27日にサービス終了を発表した際には、あくまでも原因は「社内再編によるもの」とされていましたが、母体の経営悪化で閉鎖を余儀なくされたという見方が多勢を占めています。
 
仮に売却が決まれば、資金難にあえぐTwitterとしては渡りに船でしょうし、Vineユーザーも引き続きサービスを使い続けることができます。ニュースサイト9to5Macも、売却によってTwitterは1つのプラットフォーム運営に専念できるようになるだろう、とも述べています。
 
ただし、買収案を報じたTechCrunchは、他企業に低価格で売り飛ばすのは自暴自棄だと批判、Vineが将来的にはTwitterのライバルになってしまう可能性もあるとしています。
 
 
Source:TechCrunch,9to5Mac
(kihachi)

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