新Mac Book Pro/Air、いよいよ10月の発表で登場か

MacBook Pro by Martin Hajek (http://www.martinhajek.com/macbook-meets-oled/)


 
9月に深い衝撃を持って登場したiPhone7とApple Watch Series 2ですが、10月にはMacBook AirMacBook Proが控えています。特にMacBook Airについては、Proが薄型化を実現するためにMacBookのラインナップから消されるのでは、と不安視していたユーザーも少なくはなかっただけに登場の噂は朗報と言えるでしょう。

10月の発表でAir/Proともに登場か

IHS Markit Technologyのアナリストであるローダ・アレクサンダー氏によると、「13.3インチと15.4インチのMacBook Pro、そして13.3インチのMacBook Air」が「9月後半から10月にかけてリリースされる」とのことです。とは言っても9月終了まで、残り数日しかないことを思えば、10月登場となる公算が大きいでしょう。
 
これに先駆け、米メディアBloombergも8月の時点で「新Macを10月に出す」と報じています。

Kaby LakeではなくSkylake?

また、ローダ・アレクサンダー氏は、チップはSkylakeになるだろうと述べます。
 
大幅にグラフィック処理能力が向上した、Intelの次世代Kaby Lakeの登場を間近に控えて、チップに1つ前のモデルであるSkylakeが採用されることは一定のファンの失望を買いそうですが、「第2四半期より始まった生産で、Kaby Lakeを搭載することは不可能だ」とアレクサンダー氏は強調します。
 
そう考えると、無理に10月に出さなくとも良かったのでは…という気もしますが、2017年モデルでは満を持してKaby Lakeへとバージョンアップされるのでしょう。
 
なお、別のアナリストの話として、AMDのPolarisをGPUに採用するという指摘も出ています。

USB Type-CにOLEDタッチバー搭載


 
そのほか、これまでの報道では、新MacBook ProはTouch IDの搭載や、新たにUSB Type-Cに置き換わることでThunderbolt 3に対応するほか、ファンクションキーの代わりにOLEDタッチバーが搭載されると言われています。ただし、MacBook Airも同様の機能を有するのかは分かっていません。
 
OLEDタッチバーでは、ミニディスプレイとしてファンクションキー以外の機能のほか、iTunesのコントロールや通知の表示が可能となる予定です。
 
また、特殊なヒンジを使うことでこれまでにない薄型になるそうですが、これに伴って「より平面的なキーボード」になるとの情報もあります。「より平面的」が一体どのレベルなのかは分かりませんが、薄さを追求した結果の、12インチMacBookのような打鍵感は好みが分かれそうです。
 
 
Source:Forbes
Photo:Martin Hajek
(kihachi)

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