公衆無線LANサービス、スマホユーザーの6割近くが利用

ICT総研 WIFI
 
ICT総研は9月13日、「2016年公衆無線LANサービス利用者動向調査」の結果を発表しました。調査は公衆無線LANサービス事業者、関連企業への取材結果に加え、インターネットユーザー4,412人へのWebアンケート調査の結果をまとめたものとなっています。
 
今回の調査によれば、公衆無線LANサービスの2016年度利用者数は4,309万人で、そのうち個人利用者は2,914万人、ビジネス利用者は371万人、訪日外国人利用者は1,024万人となる見通しです。
 
ICTは今後も国内での無線LANスポットがさらに充実し、訪日外国人も倍増していくため、利用者数は毎年600~700万人程度のペースで伸び続け、2018年度には5,733万人、2019年度には6,368万人に達すると予想しています。

スマホユーザー数もWi-Fi利用者数も増加


 
スマートフォンユーザーに関する調査では、スマートフォンユーザー3,028人のうち57%にあたる1,726人が公衆無線LANサービスを利用していると回答しました。昨年の調査結果と比べると、スマートフォンユーザー数も、公衆無線LAN利用者数も増えていることがわかります。

公衆無線LANの顧客満足度トップはヤフーに


 
近年ではキャリア系事業者の公衆無線サービスだけでなく、カフェやコンビニ、交通機関などを運営する企業が、公衆無線LAN基地局を設置するケースが増えています。
 
こうしたポータルサービスや施設運営事業者の公衆無線LANサービスの利用満足度では、ヤフー無線LANスポットの利用者満足度が65.1ポイントで1位となりました。ちなみに昨年の満足度1位はスターバックス、ヤフーは3位でした。
 
 
Source:ICT総研
(lunatic)

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