「ポケモンGO」への注目は日に日に高まり、各国の政府が注意喚起に乗り出す事態に発展しています。
日本ではゲームがリリースされる前に、政府の内閣セキュリティセンター(NISC)が、「ポケモンGO」をプレイする際の注意事項を公開しました。アメリカでは議会が同ゲームによってモバイルデータの使いすぎといった問題が生じることを懸念、開発者であるNianticに文書を送ったことが明らかになりました。
データの使いすぎによる多額請求を懸念
米下院のエネルギー商業委員会の3人の議員が、ポケモンGOを開発したNianticのジョン・ハンカCEOに文書を送り、以下の4つの質問を投げかけています。
- 消費者がポケモンGOをプレイする時に使用するデータを最小限に抑えるためのベストプラクティスをNianticが実行しているかどうか。
- 消費者が予期せぬ多額な使用料を請求されることのないよう、無線通信キャリアと協力体制を取っているかどうか。
- 顧客がアプリを使いはじめる前に、アプリがどのくらいの量のデータを消費するかをはっきり警告したかどうか。
- アプリの利用によって消費者が予期せぬ多額な使用料を請求された場合、消費者を保護するメカニズムがあるかどうか。
つまり米下院のエネルギー商業委員会は、ポケモンGOのプレイに夢中になるあまり、消費者がデータを使いすぎて多額の請求書をつきつけられる事態を恐れている、ということになります。
ポケモンGOのデータ使用量はどのくらいなのか
つい先日には米4大ワイヤレスキャリアの1つであるT-Mobileが、ポケモンGOプレイについてはデータ使用量を無制限とするプランを無料プレゼントすると発表、話題になっています。
まだリリースされて間もないため、実際にポケモンGOのプレイにデータがどのくらい消費されるのか、詳しいことはわかっていません。
Source:9to5Mac
(lunatic)