iOS10の注目機能「リッチ通知」、3D Touchなしでも利用可能となることが判明

WWDCiOS10
 
iOS10では「リッチ通知」という新たなタイプの通知法が導入されます。これは、画面上に表示された通知を強く押すことでレスポンスが可能になるという機能ですが、3D Touchを搭載していないiPhone6/6 Plus以前のiPhoneにも同機能が搭載されることが分かりました。

「強く押す」を「長押し」で対応?

リッチ通知」はこれまでの通知と異なり、カレンダーやウィジェットなど、これまで以上に様々な情報を分かりやすくユーザーに伝えてくれる機能です。またWWDC 2016でデモンストレーションされていたように、「リッチ通知」を強く押すことで、ロック画面から直接メッセージに対して返信を行うことも可能となります。
 

 
「強く押す」とあるように、これはiPhone6s/6s Plusの3D Touchを前提としたものですが、将来的には同機能が3D TouchをサポートしていないiPhoneでも利用可能となることが明らかにされました。現時点で公開されているiOS10 beta1では6s/6s Plusにしか対応していませんが、「強く押す」の代わりに「長押し」で認識するようなメカニズムが採用されると考えられます。
 
iOS10ではこの他にも、キーボード機能や「メッセージ」「写真」アプリ、Siriなどあらゆる点で様々な機能向上が図られている一方、「Game Center」が削除されるなど、これまでにはない規模で変更が加えられています。なお、正式版はiPhone7に合わせる形で秋に一般公開となります。
 
 
Source:MacRumors
(kihachi)

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