iOSのメッセージサービス「iMessage」にAndroid版が登場?


 
iPhoneなどのiOS端末で利用できるメッセージサービス「iMessage」に、Android版が登場するという噂が浮上しました。
 
海外サイトMacDailyNewsは、Appleの考えに詳しい情報筋の話として、日本時間14日から始まるWWDC2016にて、Appleが「iMessage for Android」を発表するようだと伝えています。

iOS端末とAndroid間で「iMessage」を使ってやりとり可能に?

標準アプリ「メッセージ」で利用できる「iMessage」は、Wi-Fiやモバイル回線を使って、iOS端末やMacにテキストや写真、ビデオなどが送信できるメッセージサービスです。現在は、iOS5以降を搭載したiPhone、iPad、iPod touchとMac OS X 10.8(Mountain Lion以降)のMacで利用可能です。
 
同サイトによると、今年のWWDCで登場するという「iMessage」のAndroid版「iMessage for Android」では、エンドツーエンドの暗号化機能を盛り込み、AndroidとiOS端末間で安全にメッセージの送受信が可能となる、と報じています。
 
発表については、WWDC基調講演で行われる可能性が高いとしながらも、タイミングは流動的で、変更される可能性があるとしています。
 
Appleは、主に自社端末向けにソフトウェアやサービスを提供していますが、Android向けにも「Apple Music」や「Move to iOS」などをリリースしています。ティム・クックCEOは、「将来的にAppleが複数のプラットフォームでサービスを提供するため」だとしており、今はiOS端末やMacでのみ利用できる機能も、将来的にAndroidやWindowsなどへ拡大する可能性はあります。
 
しかし、Apple関連情報メディアMacRumorsは、この噂を報じたMacDailyNewsについて「Appleの計画を正確に予測することとなると確実な実績がない」とやや懐疑的に伝えています。
 
 
Source:MacDailyNews via MacRumors
Photo:Apple
(asm)

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