6月13日より開催されるWWDCでの発表が期待されていたApple Watch 2ですが、技術的な問題からリリースが9月以降にずれ込む可能性があることが分かりました。
発売は2016年9月になりそう
印メディアのThe Time of Indiaが報じたところによると、Apple Watch 2の開発は技術的な問題から難航しており、6月中旬に開催されるWWDCで発表される可能性は低いとのことです。
台湾のクアンタが生産を開始したという報道がなされる一方で、まったくリーク画像が出てこないことや、アップルが時計本体よりもバンドの多種多様な展開に力を入れているのではという見方などから、これまでにもApple Watch 2はWWDCでお披露目とはならないとの説は一定数存在しましたが、今回の報道が正しければ、結果的に改めて2016年第3四半期より大規模生産を行うという情報が正しかったことを裏付けるものとなります。
性能は前モデルからかなり向上する見込み
ただ、Apple Watch 2は初代とは外観も変化したものになるようで、投資会社Drexel Hamiltonでアナリストを務めるBrian White氏は、ボディの厚みが20~40%薄くなり、ディスプレイも大きく、バッテリーの持ちも改善されるとしています。
このほかに同報道では、サムスンの提供するチップセットによって時計が熱くなる問題を改善することが出来るようになるほか、ベゼル上部にFaceTimeカメラを搭載することでフルHDの動画撮影、データ転送速度の飛躍的な向上、位置情報の正確化、3G/4GのサポートでiPhoneやWi-Fi不要、Apple Musicのストリーミングなどが可能になることを示唆しています。
Source:The Time of India
(kihachi)