2026年10月最終週に発表されると噂の新型MacBook Proは、タッチスクリーンと有機EL(OLED)ディスプレイを採用する見込みです。
新型16インチMacBook Proは大幅に軽量化されると予想される一方、本体厚については「それほど大幅には薄くならない」と、Bloombergのマーク・ガーマン記者が述べています。
OLED採用で軽量化も薄型化は限定的か
新型MacBook ProはM5 ProおよびM5 Maxを搭載し、ディスプレイはミニLEDバックライトを用いる液晶から、有機EL(OLED)へ切り替えられる見通しです。
OLEDは自発光式のため液晶のようなバックライトユニットが不要になり、ディスプレイ部分を薄く設計しやすくなります。内部部品の小型化や配置見直しも行われることで、本体重量は大幅に軽くなるとガーマン記者は伝えています。
ただし、本体厚については当初期待されたほど大きく変わらず、薄型化は比較的小幅に留まるようです。
新型MacBook Proの重さを予想
重さについては、新型16インチMacBook Proが1.51kg〜1.83kg、新型14インチMacBook Proが1.23kg〜1.40kg程度になるのではないかと予想していました。
現行モデルは14インチMacBook ProのM5 Pro搭載モデルが1.60kg、16インチMacBook ProのM5 Pro搭載モデルが2.14kgです。
ガーマン記者のいう「大幅な軽量化」が実現すれば、どちらのモデルも持ち運びやすさはかなり改善されそうです。
MacBook Proの歴代モデルと厚さを比較
本体厚について、現行の14インチおよび16インチMacBook Proを以前のモデルやMacBook Airと比較すると、次の通りです。
14インチ級
| モデル | 本体厚 |
|---|---|
| M5 Pro/Max搭載 14インチMacBook Pro | 15.5mm |
| Intelプロセッサ搭載 13インチMacBook Pro | 15.6mm |
| M5搭載 13インチMacBook Air(参考) | 11.3mm |
16インチ級
| モデル | 本体厚 |
|---|---|
| M5 Pro/Max搭載 16インチMacBook Pro | 16.8mm |
| Intelプロセッサ搭載 15インチMacBook Pro | 15.5mm |
| M5搭載 15インチMacBook Air(参考) | 11.5mm |
16インチモデルは従来より厚め
Appleシリコン搭載MacBook Proへの移行後、14インチモデルは旧13インチMacBook Proとほぼ同じ厚さに収まっています。
一方、16インチモデルはIntel搭載15インチMacBook Proの15.5mmに対して16.8mmとなり、1.3mm厚くなりました。
高性能チップや冷却機構、大容量バッテリーなどを搭載するため、16インチモデルでは薄さよりも性能や放熱性能を重視した設計になっていると考えられます。
新型MacBook Proの本体厚を予想
OLED化によってディスプレイ部分が薄くなるとしても、ガーマン記者の最新発言を踏まえると、本体全体がMacBook Airのように大幅に薄くなることはなさそうです。
14インチモデルでは、現行の15.5mmから約1mm薄い14.5mm前後に収まるかが1つの目安になるでしょう。16インチモデルも同程度の薄型化に留まるのであれば、現行の16.8mmから15.5mm〜15.8mm程度になると予想します。
15インチMacBook Pro(2019年モデル)の15.5mmに近い厚さまで戻れば、現行モデルより薄くなったことを十分実感できそうです。
MacBook Air並みの薄さは難しそう
13インチMacBook Airは11.3mm、15インチモデルでも11.5mmと、MacBook Proより大幅に薄く仕上げられています。
MacBook Airがファンレス設計なのに対し、MacBook Proは高負荷時の性能を維持するために冷却ファンやヒートパイプなどを搭載しています。
そのため、新型MacBook ProがOLED化されてもMacBook Air並みの薄さを実現するのは難しく、軽量化のほうが今回の刷新でより大きな変化になるのかもしれません。
