MacBook Ultra向けタンデムOLEDの量産を6月か7月に開始見込み

MacBook Ultra AH 0323

OLEDディスプレイを搭載する新型MacBook Proについて、Samsung Displayが2026年6月または7月にディスプレイの量産を開始する見通しであることが明らかになりました。

Bloombergのマーク・ガーマン記者は、この製品のモデル名が「MacBook Ultra」になる可能性に言及していました。

OLED搭載MacBook Proは「MacBook Ultra」になる可能性

ガーマン記者は、M6シリーズチップを搭載する次期MacBook Proについて、従来の「MacBook Pro」という名称ではなく「MacBook Ultra」として展開される可能性があると伝えています。

このモデルは、ディスプレイをOLEDへ変更するだけでなく、筐体全体も薄型化される可能性が高いとみられています。名称変更が行われる場合は、現行のMacBook Proとの差別化をより明確にする狙いがあるのでしょう。

搭載されるのはiPad Proに続くタンデムOLED

搭載されるOLEDディスプレイは、iPad Proが先行採用しているタンデムOLEDになる見込みです。

タンデムOLEDは、発光層を2層にすることで、次のような利点があるとされています。

  • 輝度の向上
  • 長寿命化
  • 消費電力効率の改善が期待できる

ノートパソコンのように長時間表示を続ける製品では、単なる高画質化だけでなく、耐久性や電力効率の面でも利点が大きいと考えられます。

量産試作では歩留まり率70%、量産時は80%超を見込む

MacBook Ultra向けタンデムOLEDは、折りたたみiPhone向けOLEDディスプレイと同様に、Samsung Displayが独占供給するとみられています。

Jukan氏が紹介している報道によれば、Samsung Displayは量産試作段階で歩留まり率(良品率)70%を達成しており、2026年6月または7月の量産開始時には、これが80%以上に改善される見通しです。

歩留まり率の改善は、量産コストの低下と供給安定性の向上に直結するため、発売時期の見通しにも大きく関わります。

第8.6世代OLEDラインで生産効率を高める見通し

MacBook Ultra向けタンデムOLEDは、第8.6世代(2,290mm × 2,620mm)の製造ラインで生産されるとみられています。

これは現在主流の第6世代(1,500mm × 1,850mm)と比べ、タブレットやノートPC向けの中大型パネルを効率的に製造しやすい点が特徴です。

1枚の基板から得られるパネル枚数も大きく増えるとされ、14インチ換算では次のような差があります。

  • 第6世代:約450枚
  • 第8.6世代:約1,000枚

この差は、将来的な供給拡大やコスト低減において大きな意味を持ちます。

MacBook Ultra向けOLEDの仕様に関する噂

現時点で噂されているMacBook Ultra向けタンデムOLEDの主な仕様は、次の通りです。

薄型化と軽量化にも期待

MacBook UltraはOLEDディスプレイの採用により、ディスプレイパネル自体を薄くできると考えられています。その結果、筐体全体の薄型化も実現しやすくなります。

薄型化が進めば、重量の軽減も期待できます。特にMacBook Pro系の上位モデルは性能と引き換えに重量が増しやすいため、表示品質を高めつつ軽量化できるのであれば、携帯性の面でも大きな進化になります。

Photo:Apple Hub/Facebook

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