Appleがプロ向けディスプレイ Pro Display XDR の販売を終了したことを受け、ハイエンドデスクトップ Mac Proも近い将来ラインナップから姿を消すのではないかという見方が、ソーシャルメディアなどで広がっています。
とくに、次世代 Mac Studioの発表タイミングと重なる形でMac Proの販売が終了する可能性を指摘する声も出ています。
Pro Display XDR終了と新ディスプレイの登場
当初は、32インチ6KのPro Display XDRの後継モデルが登場するのではないかとの予想がありました。しかし実際に発表されたのは、27インチ5KのStudio Display XDRでした。
これによりAppleの外部ディスプレイ製品は、Studio Displayと新型Studio Display XDRの両方が27インチ5Kという構成になりました。結果として、ハイエンド向けの32インチ6Kディスプレイはラインナップから消えたことになります。
この動きが、Mac Proの存在意義に影響を与えるのではないかという見方につながっています。
Mac Studio登場でMac Proの役割が薄れた
Mac Proの将来に疑問が持たれる背景には、Mac Studioの存在があります。
現行世代でも
という構成になっており、Mac Studioのほうが新しい世代のチップを搭載しています。
Appleシリコンへの移行後、Mac Proは拡張性という特徴を残しているものの、性能面でMac Studioを明確に上回る場面は少なくなりました。
Appleシリコンで期待された拡張性は実現せず
Appleシリコン移行当初は、出願された特許情報から
- 外部GPUのサポート
- モジュール式の拡張構成
などが実現し、Mac Proのカスタマイズ性がIntel Xeonプロセッサ搭載時のように復活するのではないかという期待もありました。
しかし現時点では、AppleシリコンMacで外部GPUがサポートされる兆候はなく、Mac Proの拡張性も限定的なままです。
さらに、Mac Studioと同じ世代のチップすら搭載されていない現状を見ると、Mac Proの将来に不透明感が残ります。
WWDC26でMac Studio刷新の可能性
M5世代チップの登場が予想されるなか、M5 MaxおよびM5 Ultraを搭載する次世代Mac Studioが、2026年6月に開催されるWWDC26で発表される可能性が指摘されています。
もしこのタイミングでMac Studioが大幅に性能向上すれば、Mac Proの存在意義はさらに薄れる可能性があります。
その結果として、Mac Proがラインナップから姿を消す、あるいは長期間アップデートされないまま事実上の終息を迎える可能性も否定できません。
Photo:Svetapple.sk
