Appleが開発中とされるPro Display XDRの後継モデルに、カメラが内蔵される可能性が高いことが、macOS Tahoe 26.1開発者向けベータ3のコードから確認されたと、9to5Macが報じています。
Pro Display XDR後継モデルを2026年に発表する可能性
Appleは現在、2種類の外部ディスプレイを開発しており、1つはStudio Displayの後継モデルで年内に発表予定、もう1つはPro Display XDRの後継モデルとみられています。
AppleInsiderによれば、このPro Display XDR後継モデルは8K解像度・32インチサイズになる見込みです。
最近では、Apple以外のメーカーからも6K/32インチディスプレイが登場しており、
Appleにとっては差別化を図るうえで後継モデルを発表する最適なタイミングだと考えられます。
センターフレーム対応の超広角カメラを搭載?
今回、9to5MacがmacOS Tahoe 26.1開発者向けベータ3から発見したのは、以下の2つの記述です。
- “Pro Display XDR Camera” = “Pro Display XDR Camera”
- “Pro Display XDR Desk View Camera” = “Pro Display XDR Desk View Camera.”
このことから、Pro Display XDR後継モデルにはセンターフレーム機能に対応する超広角カメラが内蔵される可能性があると9to5Macは指摘しています。
なお、現行のStudio Displayには、1,200万画素のセンターフレーム対応カメラが搭載されています。
WWDC26でM5 Ultra搭載Mac Proと同時発表の可能性
Pro Display XDR後継モデルの発表時期としては、新型Mac Proと同時発表される可能性が高いとみられます。
AppleInsiderは、2026年6月開催の世界開発者会議(WWDC26)において、
M5 Ultra搭載Mac Proと共にPro Display XDR後継モデルが披露されるとの見方を示しています。
Source:9to5Mac via AppleInsider
Photo:Svetapple.sk