iPhone18 Pro/Pro Maxで予期せぬ再起動の報告相次ぐ、Face ID失敗と関連か

Apple iPhone18 Pro

発売されたばかりのiPhone18 ProiPhone18 Pro Maxで、突然再起動する問題が複数のユーザーから報告されています。日本のXでも「panic-full」の診断ログや、Face ID認証に失敗した直後に再起動したとの報告が確認されています。一方、Face IDを使用していない場面での発生例もあり、現時点で原因は明らかになっていません。

iPhone18 Proシリーズで突然の再起動が報告

iPhone18 ProiPhone18 Pro Maxは9月18日に発売されたばかりですが、発売直後から突然シャットダウンして再起動するという報告が国内外で寄せられています。

韓国メディアMoneyTodayによると、iPhone18 Proシリーズで突然電源が落ちて再起動し、「panic-full」の診断ログが残る事例が相次いでいます。初期設定中や通常のアプリ利用中に再起動したとの報告もあります。

米国のRedditでも、購入から24時間以内に4回再起動したiPhone18 Pro Maxユーザーや、iPhone18 Proで約5回の再起動を経験したユーザーが報告しています。

日本のX上でも、iPhone18 Proを購入後に突然再起動し、「panic-full」のログが残っていたという投稿が複数確認できます。

「panic-full」は、iPhoneで重大なシステムエラーなどが発生し、強制的に再起動した際に生成される解析ログです。

panic-fullログは、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「解析と改善」→「解析データ」から確認できます。

Face ID認証失敗後に再起動する報告

今回の問題で特に注目されているのが、Face ID認証に失敗した直後に再起動するという事例です。

日本のXでは、Face ID認証に2回連続で失敗すると、本来はパスコード入力画面へ移行するタイミングでiPhone18 Proが再起動することがあるとの報告があります。

別のユーザーも、電子決済や銀行などの金融系アプリでFace ID認証に失敗し、2回目の認証を試した際にpanic-fullが発生すると説明しています。ただし、毎回発生するわけではないとのことです。

このユーザーは保護フィルムを装着していない状態でも発生したとしています。

iPhone18 Proシリーズでは、画面下に移動したFace ID機構の赤外線カメラと保護フィルムの透過性との関係がすでに指摘されています。しかし、保護フィルムを装着していない端末でも再起動が報告されているため、フィルムの有無だけでは今回の問題を説明できません。

海外でもFace ID失敗後に再起動との報告

Redditでは、iPhone18 Proを購入してから約5回の再起動を経験したユーザーが、いずれもFace ID使用時に発生したようだと説明し、すべてのケースでpanic-fullログが残っていたと投稿しています。

別のiPhone18 Pro Maxユーザーは、購入から24時間以内に4回の再起動を経験し、そのうち3回はFace ID使用時、1回はApple Walletを開いた際だったと報告しています。

Face IDをリセットした後はいったん症状が収まったものの、その後再び再起動したとの報告もあります。

一方、RedditではFace IDを使用していないアプリスイッチャーや検索画面などで再起動したとの投稿もあり、Face IDだけが発生条件とは限らないようです

panic-fullログに「SEP Panic」などを確認

panic-fullログが残っていても、それだけで再起動の原因を特定できるわけではありません。今回も、ユーザーによって記録されているログの内容には違いがあります。

日本のXユーザーが公開した診断ログには、

SEP Panic: [elfour panic]

という記録があり、com.apple.driver.AppleSEPManagerに関連する内容も確認されています。

Redditでも、iPhone18 Pro Maxで4件のpanicログを確認し、そのうち3件がSEP、1件がPMUに関連していたとするユーザー報告があります。

さらに、Face IDとは無関係とみられるTikTok利用中やホーム画面表示中にSEP Panicが発生したという報告もあります。

そのため、現時点では「Face IDを使用したときだけ発生する単一の不具合」とは言い切れません

画面下に移動したFace IDとの関連は?

iPhone18 Proシリーズでは、Face ID機構の赤外線カメラがディスプレイ左上の画面下に配置され、Dynamic Islandが小型化されています。

この構造変更により、赤外線をディスプレイ越しに通過させる必要があります。そのため、アンチグレア処理が強いものやプライバシータイプの保護フィルム、保護ガラスでは赤外線の透過性が低下し、Face IDの認証に影響する可能性が指摘されています。

今回、日本や海外のユーザーからFace ID認証に失敗した直後に再起動するとの報告が複数出ていることから、Face IDの認証処理とpanic-fullの間に何らかの関連がある可能性はあります。

ただし、これは現時点ではユーザー報告から浮上した可能性にすぎません。

Face IDを使用していない場面での再起動も報告されており、画面下に移動したFace ID機構がpanic-fullの原因だと確認されたわけではありません。

交換後のiPhone18 Proでも再発との報告

今回の問題が一部個体の初期不良なのか、複数の端末に共通する問題なのかも注目されます。

日本のユーザーは、panic-fullが発生したiPhone18 Proを返品して新しいiPhone18 Proを購入したそうで、noteに詳細な経緯を投稿しています。

しかし、交換した後も、交換したiPhone18 Proでpanic-fullが再発したとのことです。

韓国でも、ハードウェアの問題と案内されたケースがある一方、ソフトウェアの問題として返金に至ったケースや、交換を案内されたケースが報じられており、対応は一様ではありません

iPhone16の再起動問題はiOS18.1で修正

新型iPhoneの発売直後に予期せぬ再起動が報告されるのは、今回が初めてではありません。

2024年に発売されたiPhone16シリーズでも、一部ユーザーから予期せぬ再起動が報告されました。

Appleはその後、iOS18.1のリリースノートで、iPhone16およびiPhone16 Proモデルが予期せず再起動することがある問題を修正したと説明しています。

今回の問題もソフトウェアに起因するものであれば、今後のiOSアップデートで修正される可能性があります。

ただし、現時点ではiPhone18 Proシリーズで報告されているpanic-fullがソフトウェアに起因するとは確認されていません。

Appleは原因を公式には説明せず

韓国のMoneyTodayは、Apple Koreaに対してpanic-fullの原因や問題の把握状況、改善計画などを問い合わせたものの、記事掲載時点で回答を得られなかったと報じています。

一方、Financial NewsはApple Koreaが状況を把握していると報じています。ただし、Appleが原因や対応について公式に説明したわけではありません。

現時点で確認されているのは、iPhone18 ProとiPhone18 Pro Maxの一部ユーザーで、突然の再起動とpanic-fullログが報告されていることです。

Face ID認証失敗後に再起動する事例が複数ある一方、Face IDを使用していない場面でも発生しています。そのため、「画面下に移動したFace ID」が原因とも、「iOS27の不具合」とも現時点では断定できません

今後、iOS27のアップデートで問題が修正されるのか、Appleが原因や対応について説明するのかが注目されます。

最新のApple Watchでも予期せぬ再起動の報告

なお、今回のiPhone18 Proシリーズとは別の問題ですが、同じ9月18日に発売されたばかりのApple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4でも、予期せぬ再起動が複数のユーザーから報告されています。

Apple Watchでは、診断ログにNeural Engineのタイムアウトを示す「ANEHWDevice::ANE Timeout」が記録されたケースも確認されています。

Source: MoneyToday, Financial News, The Asia Business Daily, Seoul Economic Daily, Reddit (1), (2), sync_sync氏/note

Photo: Financial News, Apple

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