iPhone18 Proの海外レビューが、現地時間9月16日に一斉に解禁されました。評価はおおむね高いものの、価格の高さを指摘する声も上がっています。海外メディアのバッテリーテストを基に計算すると、前モデルからの駆動時間の増加率はPro Maxで約3%、Proで約6%でした。買い替えの価値は、今使っている機種によって大きく変わります。
iPhone18 Proは買うべき?機種別の結論
機種別の判断の目安を、次の表にまとめました。
| 今使っている機種 | 判断 | 主な理由 |
|---|---|---|
| iPhone17 Pro | 見送りも有力 | バッテリーテストでの増加率は約3〜6%(1社調べ) |
| iPhone16 Pro | 用途次第 | 発熱やバッテリー持ちに不満があるかで判断 |
| iPhone15 Pro以前のProモデル | 買い替え向き | 発熱とバッテリー持ちの改善を実感しやすい |
iPhone17 Proを使っている人は、今回を見送って次のモデルを待つ判断も合理的です。
iPhone18 Proレビューの総評は優秀だが地味
海外メディアの報道によると、多くのレビューは完成度の高い改良型と位置付けています。著名YouTuberは価格の高さを認めつつも、1週間使って過小評価されていると感じたと述べました。
見た目の新しさより中身の底上げを優先したモデルであり、派手さを求めない人ほど満足しやすい1台と考えられます。外観を大きく変えた翌年に中身を磨く流れは、数年に1度買い替える人にとって選びやすいタイミングといえます。
iPhone18 Proの性能とバッテリーはどう変わった?
発熱対策で高い性能が長続き
海外レビューのベンチマーク(Geekbench 7)では、CPU性能が前モデル比で約24〜26%向上しました。Apple公称の最大20%を上回る結果です。猛暑の中で4K/60fps動画を撮影しても過熱しなかったと、あるレビュアーは報告しています。
屋外での撮影が多い日本の夏には、冷却性能の強化が効果を発揮する場面もありそうです。熱による性能低下が起きにくくなり、高い処理能力を長く保てる点は、今回の大きな進化の1つです。ゲームや動画編集アプリを長時間使う人にとって、冷却性能を重視して選ぶ価値は十分です。
バッテリーの増加幅は使い方で体感に差
Apple公称のビデオ再生時間(eSIM専用モデル)は、Pro Maxで前モデルの39時間から45時間に増えました。計算上は約15%増となります。
条件の異なる海外メディアのバッテリーテストでは、Pro Maxの駆動時間の増加は33分(約3%)にとどまり、体感には個人差が出そうです。同じテストでProは前モデルより56分(約6%)長くなった一方、駆動時間そのものはPro Maxが約2時間上回ります。前モデルからの増加幅はProが大きいものの、長時間使える1台を求めるならPro Maxの優位は揺らぎません。外出先で充電しにくい人は、Pro Maxの重さと駆動時間の長さを天秤にかけて選ぶのが得策です。
iPhone18 Proのカメラと画面の評価
可変絞りは夜景と近距離で効果
メインカメラの可変絞りは、夜にISO感度を抑えられる一方、日中の風景では前モデルとの差が小さいとの評価です。絞りなどの手動設定を片手で呼び出しにくい、という指摘もあります。自動撮影が中心の人には、ほとんど影響しない部分です。
日本では、冬のイルミネーションや運動会の集合写真など、暗い場所や前後に奥行きのある場面で違いが出やすいとみられます。昼間の風景撮影が中心なら、カメラ目的だけで買い替える必要性は高くありません。
Dynamic Islandは約25%小型化
Dynamic Islandは約25%小さくなり、ライブアクティビティを3つ同時に表示できます。対応アプリ次第ですが、配達状況やスポーツの速報を並べて表示できれば、通知をこまめに確認する人ほど便利さを実感する場面が増えそうです。画面上部の切り欠きの縮小は、写真を撮らない人でも日々の使用で気付きやすい変化です。
iPhone18 Proの価格と重さは要注意
iPhone18 Proの米国価格は前年より256GBと512GBで100ドル、1TBで300ドル上がりました。値上げ率に換算すると256GBと512GBは約8〜9%、1TBは約20%で、1TB以上を選ぶ人ほど負担が増します。
写真や動画をiCloudなどに保存する前提なら、256GBか512GBを選ぶのも1つの方法です(容量によっては有料プランが必要)。1TBを検討していた人は容量を抑え、差額をケースやAppleCare+に充てる選択肢も検討に値します。
重さはProが206gから211g、Pro Maxが233gから249gへ増加しました。Pro Maxは、iPhone15 Pro MaxからiPhone17 Pro Maxまで2年連続で6gずつ重くなってきましたが、今回は16g増えています。満員電車で片手操作が多い人は、実機に触れる機会があれば持ち比べておくと安心です。
すでに予約した人も、予約先の条件で変更できる場合は、容量や本体サイズを見直す余地は残されています。日本では、9月12日午後9時から、iPhone18 ProとiPhone18 Pro Maxの予約を開始しています。iPhone Duoの発売も控えているため、急ぎでなければ実機を見比べてから判断しても間に合います。
Photo:AppleInsider
