A20 Proを搭載するiPhone18 ProシリーズのGeekbenchベンチマークスコアが確認されました。
A19 Proと比べ、CPUベンチマークスコアはシングルコアとマルチコアのいずれも約20%、GPU Metalスコアは30%以上向上しています。
A20 Proのベンチマークスコア
確認されたA20 Pro搭載モデルは「iPhone19,3」で、マザーボードの識別子は「V64AP」と記録されています。
確認されたベンチマークスコアは次の通りで、Geekbench 7 CPUスコアだけではなくGeekbench 6 GPU Metalスコアでも大幅な性能向上が確認できます。
| A20 Proのベンチマークスコア | |
|---|---|
| CPUシングルコア | 4,017 |
| CPUマルチコア | 11,417 |
| GPU Metal(Geekbench 6) | 65,474 |
GPU Metalベンチマークスコアは、確認されたGeekbench 6 Metalベンチマークスコア(Geekbench 6.7.0)です。
このA20 Proのベンチマークスコアを、A19 Proを搭載するiPhone17 Pro Maxと比較しました。
CPUスコアは約20%向上
CPUベンチマークスコアでは、A20 ProはA19 Proと比べてシングルコアが18.7%、マルチコアは19.5%向上しています。
Apple Aシリーズはシングルコア性能が大きく伸びる一方、マルチコア性能は比較的緩やかな伸びとなる世代もありました。
A20 Proではマルチコアの向上率がシングルコアを大きく上回っており、この点も注目されます。
GPU Metalは36.5%向上
Geekbench 6 GPU Metalスコアでは、A20 ProはA19 Proと比べて36.5%向上し、CPU以上に大きな伸びを示しています。
A20 ProではGPUコア数がA19 Proの6コアから7コアに増加しており、これがスコア向上に大きく貢献していると考えられます。
AppleもA20 ProのGPU性能についてA19 Proより最大40%高速と説明しており、今回の結果はそれに近い向上率となっています。
2nm化で処理性能が大幅向上
A20 ProはTSMCの2nmプロセスで製造され、A19 Proよりも高いトランジスタ密度を活かした設計が採用されています。
さらに、CPUやGPUのアーキテクチャ改良、動作周波数の向上などが組み合わされ、今回の大幅な性能向上につながったと予想されます。
A20 ProのCPUは6コア構成を継続していますが、動作周波数はA19 Proより引き上げられており、キャッシュ容量も増加しています。
GPUは7コアへ増加したほか、メモリ帯域幅もA19 Proから50%向上しており、グラフィックスやAI処理にも効果が期待できます。
12GBメモリでも性能向上を実感か
A20 Proを搭載するiPhone18 Proシリーズのメモリ容量は、iPhone17 Proシリーズと同じ12GBです。
メモリ容量自体は変わらないものの、CPUやGPU、メモリ帯域幅などが強化されたことで、実際の処理速度は大きく向上しています。
特にApple IntelligenceやSiri AIでは、大量のデータを高速に処理する必要があるため、A20 Proの性能向上による恩恵が期待されます。
ベンチマークスコアだけではなく、Siri AIの応答速度やオンデバイスAI処理などで、ユーザーが違いを実感できるかが注目されます。
Source: Geekbench Browser (1), (2), (3), (4)
Photo: Apple
