Appleは折りたたみiPhone(仮称:iPhone Fold)の開発に約5年を費やしており、まもなく量産試作が開始される見通しであると、サプライチェーン関係者が伝えています。
また、ベイパーチャンバーの搭載が報告されていることから、チップはA20 Proが採用される可能性が極めて高いとみられます。
開発開始は2020年、課題は「折り目を消す」ことだった
iPhone Foldに関する最初の噂が出たのは2020年で今回の情報と一致するため、2020年から本格的な開発が始まっていたとみられます。
折りたたみスマートフォンで長年課題となってきたのが、折りたたみディスプレイの“折り目”問題です。
Appleは「展開時に折り目が目視できないレベル」を目標とし、これにもっとも時間を費やしたとされます。
今年に入り、この重要課題の解決に目処がついたことで、開発が一気に加速したと言われています。
主要サプライヤーがほぼ決定済み、AVC製ベイパーチャンバーを搭載
これまでに判明しているiPhone Foldの部品サプライヤーは以下の通りです。
| 部品 | サプライヤー |
|---|---|
| 折りたたみOLEDディスプレイ | Samsung Display |
| ヒンジ | SZS(新日興)、Amphenol |
| カメラレンズ | Largan Precision |
| ベイパーチャンバー(冷却機構) | Asia Vital Components(AVC:奇鋐科技) ← 新情報 |
今回新たに、AVCがベイパーチャンバーを供給すると報じられました。
同社はすでにiPhone17 Proシリーズ向けにベイパーチャンバーを供給しており、その実績からiPhone Fold向け採用も自然な流れと言えます。
ベイパーチャンバーの搭載は、発熱が大きいハイエンドプロセッサを積む証拠でもあります。
A20 Pro搭載の可能性が高い理由
iPhone Foldは、iPhone18 Proシリーズと同時期に投入される見通しです。
これにより、搭載チップはハイエンド版となるA20 Proが選択される可能性が高いとみられます。
Galaxy Z Fold7はベイパーチャンバーを搭載せず、グラファイトシートを採用していますので、iPhone Foldの本体厚が厚いのはそれが理由の1つとも考えられます。
内部構造はiPhone17 ProシリーズやiPhone Airと似ている?
iPhone Foldの内部設計がiPhone17 ProシリーズやiPhone Airと同様であれば、次のようなレイアウトになると予想されます。
- 2眼カメラ側:ロジックボード + ベイパーチャンバー + 小型バッテリー
- サブディスプレイ側:ほぼ全面を大型バッテリーが占有
Photo:Apple Hub/Facebook
