iPhone18シリーズ向けに低消費電力OLEDディスプレイを提案〜駆動時間延長効果

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サプライチェーン関係者によると、LG DisplayがiPhone18シリーズ向けに、低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)方式を採用したLTPO3-OLEDディスプレイの搭載をAppleに提案した模様です。

Apple Watch Series 10やUltra 3が搭載済みのLTPO3

LTPO3-OLEDディスプレイは、Apple Watch Series 10に初めて採用され、その後Apple Watch Ultra 3にも搭載されました。

この最新世代のLTPO3-OLEDディスプレイでは、従来の多結晶低温ポリシリコン(LTPS:Low Temperature Polycrystalline Silicon)による駆動TFTを酸化物TFTへと置き換えることで、さらなる低消費電力化を実現しています。

LG Display、iPhone18シリーズへの搭載を提案

LG Displayは、同ディスプレイのiPhone18シリーズへの採用をAppleに正式提案したとみられます。

同社はすでに、LTPO3-OLEDディスプレイの量産体制確立に向けた製造ライン転換への投資を進めており、2026年第1四半期(1月〜3月)にも量産を開始する見通しです。

iPhone Air(2026年モデル)にも搭載される可能性

AppleがLTPO3-OLEDディスプレイの採用を決定した場合、iPhone18シリーズに加え、iPhone Air(2026年モデル)にも搭載される可能性が高いとみられます。

ディスプレイの消費電力が抑えられれば、バッテリー容量を据え置いたまま駆動時間の延長が期待できるため、ユーザー体験の向上につながると考えられます。

Photo:Apple Hub/Facebook

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