iOS27.2の配信日は未発表ですが、10月中に配信される可能性があります。ベータ版では、英語のみで始まったSiri AIの日本語対応や、「メッセージ」アプリの提案機能の復活を確認できます。ただし、Siri AIを使えるのはiPhone15 Pro以降に限られます。配信日の見通しと対応機種、日本語で使うときの注意点、配信前にやることを解説します。
iOS27.2の配信日はいつ?10月中の見方も
Appleは正式な配信日を明らかにしていません。一方で、現地時間10月13日にベータ4を公開し、新しい言語への対応を10月中に広げると予告しました。
予告どおりなら、10月18日時点で残りは2週間足らずです。ベータ1で追加した言語を、Appleはベータ4でも引き続きテストしています。
もっとも、この予告が示すのは言語拡大の時期で、iOS27.2の配信日を約束したものではありません。最終調整が長引けば、11月にずれ込む展開もあり得ます。「10月中かもしれないが確定ではない」と受け止めておくのが現実的です。
Siri AIの対応機種は?iPhone15 Pro以降
Siri AIを使えるのは、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Max、またはそれ以降の対応機種です。iPhone15やiPhone15 Plus、iPhone14以前は対象機種に名前がなく、iOS27.2にアップデートしてもSiri AIを利用できない見込みとなっています。
| 機種 | Siri AI |
|---|---|
| iPhone15 Pro/Pro Max以降 | 利用可能 |
| iPhone15/15 Plus | 対象外の見込み |
| iPhone14以前 | 対象外の見込み |
※iPhone15/15 Plus以前は、報道で対象機種として名前が挙がっていないモデルです。正式な対応機種はApple公式の発表をご確認ください。
筆者が普段使っているiPhone13も、Siri AIの対象機種に含まれていません。同じiOS27.2でも、機種によって使える機能に大きな差が出ます。海外メディアは地域によって制限がかかる場合もあると伝えており、日本での提供条件は配信時に改めてチェックしておきたいところです。
iOS27.2の新機能 Siri AIが日本語に対応
Siri AIの日本語対応は、iOS27.2で最も大きな変更といえます。iOS27では英語のみだったSiri AIに、iOS27.2のベータ版で日本語を含む5言語が加わり、英語と合わせて6言語を試せるようになりました。
Siri AIでできる主な4つのこと
海外メディアの報道によると、Siri AIの主な機能は次のとおりです。
- 前の質問を言い直さずに続けて聞ける自然な会話
- メッセージやメールから情報を探す個人の文脈の理解
- 画面に表示中の内容についての質問
- 会話形式の指示によるアプリをまたいだ操作
例えば「さっきのメールにあった待ち合わせの時間は?」と聞いた後、「その時間に間に合う電車も調べて」と続けて頼む使い方が想定できます。従来のSiriで、質問のたびに言い直す手間を感じていた人には便利な変化です。
日本語で使うときの注意点
日本語は主語を省略することが多く、英語とは文の組み立てが異なります。英語版と同じ精度で会話が成り立つかは、実際に使うまで判断できません。機能は言語や地域、機種によって異なる場合があるとされており、日本語での使い勝手は配信後に確かめたいポイントです。
メッセージの提案機能も復活
iOS27.2のベータ版では、「メッセージ」アプリに会話の内容に応じた提案機能が戻りました。関連するメッセージの下にボタンが現れ、リマインダーやカレンダーへの登録、頼まれた写真の検索をワンタップで行えます。AppleがiOS27の正式版直前に延期した機能で、ベータ版を試した海外メディアの記者は、不要な場面での表示が減ったと報告しています。
延期の理由は明らかになっていませんが、精度を見直したうえで戻した可能性があります。予定の連絡や写真の共有を「メッセージ」アプリで済ませる人ほど、手間は減るはずです。
とはいえ、日本では家族や友人との連絡にLINEを使う場面も多く、「メッセージ」アプリを開く機会はそれほど多くないとみられます。日本語の会話で提案が出るかも、現時点では不明です。「メッセージ」アプリが連絡手段の中心となっている米国などに比べ、日本では恩恵が小さくなることも考えられます。
iOS27.2の配信前にやること3つ
アップデート当日に慌てないよう、配信までに済ませておきたい準備を挙げます。
- 「設定」→「一般」→「情報」で機種名を見て、Siri AIの対象機種か確認する
- アップデートに備えて、ストレージの空き容量を確保しておく
- 普段使いのiPhoneにはベータ版を入れず、正式版を待つ
対象機種ならベータ版で日本語のSiri AIを先に試せますが、不具合が残っている場合があり、メインの端末には向きません。対象外の機種で買い替えを迷っている人は、配信後に日本語版の実力を見極めてから判断しても遅くありません。Siri AIの日本語対応は、今後のiPhone選びで機種を分ける大きな要素になりそうです。
Photo:MacObserver
