Appleは、iOS19においてキーボードとApple Pencilの機能向上、visionOS3における視線入力の導入を計画していると、Bloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で報告しています。
また、有料購読者向けの質疑応答コーナーで、米国におけるiPhoneの値上げの可能性に言及しています。
中東とインドでの拡販に向けた機能充実を計画か
ガーマン記者が先日報告済みのiOS19で導入される新機能に加え、追加情報を今回のPower Onに記しています。
そのうちの1つはキーボードに関するもので、Appleはアラブ首長国連邦、サウジアラビア、インドにおけるプレゼンスを高めるために店舗網の拡大を計画、iOSとiPadOSではアラビア語と英語を使い分ける高度な双方向キーボードを導入すると予想しています。
iPadOS19でApple Pencilでのカリグラフィー対応充実
また、こうした地域でApple Pencilを使用するユーザー向けにAppleは、カリグラフィー対応を充実させるとガーマン記者は予想しています。
Apple Pencilにおけるカリグラフィー対応の充実であれば、iPadOS19でそれが行われるのでしょう。
iPadOS19では、ステージマネージャが改良されるとの噂もありました。
visionOS3は使い勝手向上に注力
visionOS3では、ユーザーは視線入力の一環としてアプリでのスクロール操作に対応する可能性があるようです。
iPhoneの販売価格を米国では8年ぶりに値上げ?
ガーマン記者は有料購読者向けの質疑応答において、「AppleはiPhoneの価格を値上げするでしょうか」との質問に対し、「前回の値上げから8年が経過していることから、iPhone17シリーズは値上げされるだろう」と回答しています。
また、そうした値上げの影響もあり2026年下半期(7月〜12月)に発売される折りたたみiPhoneは、やはり2,000ドル台(約35万円以上)の販売価格になる可能性が高いようです。
Source:Power On/Bloomberg